Automatorがショートカットに統合されるのは賛成

WWDC21がありました。

Mac関連でいうと「Automator」が新しいアプリ「ショートカット」に統合されていくらしい。これ大賛成。 去年の時点でそうなるだろうなと思っていたので。どのあたりが賛成かというと

  • ホームアプリに登録されている電気や温度計、オーディオなどの情報も取れそう。連携できそう。
  • iOSアプリとの連携も可能になるかも
  • iPhoneにあるショートカットのアイコンをクリックすると、Macの作業を実行させたり、とかもできるかも

といったところです。Macからホームにあるデバイスに接続できるのは楽しいと思う。
Macで動くiOSアプリも操作できると思うし、iCloudをまたいでいろんな自動化ができる可能性があるのかな、と。

そして書いてて思ったのですが。
いま消えゆく資産になってる「タッチバー」ですが。僕はBTTってツールで自分用にカスタマイズして便利に使っているのですが。この役割をIOS端末でできるようになるのかも。

具体的にいうとマックの横にiPhoneを置いて、そのiPhoneに自分がやりたい処理がショートカットアイコンとしてならんでいる。それをクリックするとMac側の自動化が実行される、みたいな。
いわゆる自動化のランチャーとしてiOS端末を使えるようになる、という。

これはなくはないのでは?って個人的にはおもうけど、さてどうだろう。

今回の動画見てて「完全にデバイスはiCloudのアカウントの下にあって、それぞれの特性や強みを、デバイスの境界を飛び越えて(溶かして)フレキシブルにつかえるようにしてきたなーと」多分だけど

  1. アカウント
  2. データ
  3. サービス(とそれを構成するアプリ)
  4. デバイス(とOS)

って優先順位で体験を構築していくのではないかなー。その上で下支えするデバイスのそれぞれの個性ごとに収集したデータをサービスに再利用しつつ、サービスを強化していくんだろうな、と。

アップルはサービスの会社になったなーって改めて思いました。


更新 2021月06日08 11時21分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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