明日は人間ドック
つい先日50歳になった。そして明日は人間ドック。キリの良い年齢になったから、と言うわけではない。
31歳から、毎年人間ドックを受けるようになって。もう20年近くになる。つまりは毎年の定期チェック、習慣として。人間ドックを受け続けている。
若い頃と比べて、そうでなくてもいろんなチェックの回数が増えた。
ここ10年位は、ほぼ毎日体重をチェックしている。血圧に関しては、平日に限るけど、この5年はほぼ毎日測定。
3年位前から、1日に飲む水の量も記録している。睡眠は、マットレスの下に敷くツールを使って、これもログをとっている。
改めて書き出してみると、なかなか気持ち悪い奴だ。知らない誰かが一気にこれだけの量を聞いたら、きっとちょっとゾッとする。
けれど、歯を磨くのと一緒。習慣になってしまえば、むしろやらないほうが気持ち悪い。
そもそも人間ドックや、通院もそうだろう。体重に問題がある、血圧が気になる。数字を見なければ、気持ちはやり過ごすことができる。
だからといって、数字を見なければ。その日1日が無事と言うわけでは無いのだ。
悪い数字は悪いし、良い数字は良い。心の負担を別にして、現状を意識するなら。数字を見たほうがいいのだ。
悪いけど、数字が少しでも手前でわかれば、やれる事が増える。生活習慣で改善できることもあるだろう。
ところが、悪くなってしまったものを、普通に戻すのは。自分の努力だけでは難しいことが多い。
それならまだ良いが、医療や文明の力を借りても、戻すことが難しければ。選択肢は一気に減ってしまう。
偉そうなことを言ったが、この20年増えたり減ったりを繰り返しながら、結局体重は変わっていない。体がでかい。太ったままだ。
だから偉そうな事は言えるはずもないのだが。それでも、多分記録をしていなかったら。日々の歯止めがない生活で、いろんな数字はもっと悪くなっていたと思う。
50歳を記念して、脳ドックとか胃カメラとか。今回はいろいろやる。お金もかかるが、ここはいっとく。
死んでから使えるお金はない。と、自分に確認しつつ。
更新 2025月02日19 08時32分