近所で火事かしら
朝、消防車と救急車のサイレンの音が聞こえて。奥さんと「どこかで火事なのかな」などと話していた。
その話はまだ起き抜けの頃。その後子供たちとご飯を食べて身支度をして、事務所で朝ごはんを作っていると。
「2階の窓から、煙の上がってるのが見える」
と、奥さんからのLINE。確かに、相当くないところに、煙らしきものが上がっているように見える。
「子供たちに、特に気をつけて行くように、と伝えたよ」
奥さんから追加のLINE。こういう風にケアしてくれるのは、本当にありがたい。
確かに、仮に近所で火事があったとすれば。交通や人混み、そして人の気持ちも含めて。ざわつきや、せわしなさがあるかもしれない。
そうでなくても、あっという間の師走なのだ。夕飯の時にとか降りに触れ、家族にも子供たちにも。
「まずは、年内を無事に過ごすこと。とにかくそれだけ最低限あれば良いので」
と伝えている。それだって、世話しない師走だからこそなのだ。
今年1年を振り返るには、まだちょっと早いけれど。父が亡くなり、家電も色々と盛大に壊れ。
いつかは来るだろうと思っていたことが、割と同時期に一気に来ている。
それなりに、何とかやってきたと思うけれど。それでも、見えない疲れにようなものはどこかに溜まっているのだ。
大丈夫だけど、なんとなく。そんなような心持ち。
それらは、進んで自分でケアしてあげなければ、どうしようもない。
考えすぎでも構わない。とにかく丁寧に年内をくぐり抜けたい。
