今年のMー1は特に面白かった。

毎年Mー1は楽しみにしているんだけど、今年は特に面白かったし、多幸感があった。以下、本当にただただ感想を。

ヤーレンズはトップバッターで、いきなり面白いのがすごかった。

漫才コントではなく、しゃべくりに切り替えて、あれだけ笑いを取れるのもすごい。

アンガーマネジメントのくだりは、ちょっとした発明だったと思う。

エバースは、一本目が本当に完璧な面白さだった。

審査の時、審査員も明らかにコメントの熱量が違っていて、僕らみたいな素人が見ても面白く、プロから見てもすごかったんだと思う。

ただ、一本目が良すぎて、二本目が難しくなるくらいの面白さだったけど。

一本目から全力を注いだことこそが、エバースらしいとも思う。

ヨネダ2000は、漫才ともコントとも言えない「ヨネダ2000」でしかないのがすごい。

コンビ名を言い間違えされてしまったことも、それをそのまま掴みにせず、さらにおかしな名前に変えてしまうことで。

言い間違えた方も傷つけず、かつ、しっかりと笑いに変えることも全うして。

コンビの優しさと頭の良さを感じた瞬間だった。

ママタルトは、なかなか出順に恵まれない。

けれど、ずっとハッピーな漫才で、実は同じようなコンビが他にない。

ひわちゃんがその面白さをどんどん認知されてきていて、どこかでキャラクターの逆転が起こると思う。

常に明るくポジティブ。誰にでもできることではない。

他にも、いろいろ思ったことがあったけど、何にしても今年はほんとにレベルが高かった。

審査委員長にまっちゃんがいなくなって。

Mー1そのものをさらにレベルアップ、悪く言えば「神格化」させたいような。開催前は、そんな鼻につく感じも、少しあったんだけれど。

いざ始まれば本当に面白くて、そこがやっぱりさすがだなぁと思った。

Mー1は面白いし、強い。

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