俺には関係のないことだ
テッド・ラッソというドラマが最高なのだが、その中でも何度も見返してしまうエピソードがある。
シーズン3の「ロッカールームでの告白」というエピソード。最後の方でロイケントが記者会見の質疑応答を担当する。
その時に彼が答えた「俺には関係のないことだ」というセリフが好きだ。
エピソードの詳細を省いてしまったので、この文章だけを読んでも、話の前後やニュアンスはわからないと思う。
けれど。今回のワールドカップの日本対ブラジル戦。失点の理由や原因を探すポストが流れてくるたび。
だんだんと気持ちが募ってきたのだ「俺には関係のないことだ」と。
褒めてもいけない、甘く見すぎてもいけない。あそこでこうできたはずだ。こうすれば引き分けに持ち込めた。
考えることはいいことだし、興味をもって深く楽しむも結構。
だけど原因を探して「ほら、これさえなければ」と真実を突き止めたとして。
その時に戻ることはできないし、選手もやり直しができない。
もっと言えば。原因を見つけたその人が、選手の代わりにそれ以上のプレーができるはずもない。
彼らの戦いに僕らが乗っからせてもらったのだ。ただそれだけのことを、批評やSNSはすっかりわからなくさせてしまう。
ただ、虚しさだけに行き着いてしまう。そういうSNSが最近は本当に嫌いだし、自分が少しでも良くなるわけでもない。
本当に俺には関係のないことだ。
ただ彼らが頑張った。それだけ。
更新 2026月07日01 10時36分
