「広告業界の倒産件数」の記事を見て。

まいど。
おはようございます。
明日朝霧jamって気がしない!って俺が言った。
キャンプなしで参加しようかな。体調が…。

■地方の広告代理店で働いていました。

俺「印刷会社→地方広告代理店→webで独立」っていう順番で仕事してきました。
地方の広告代理店っていっても主に連合チラシの制作をしている会社でしたが。
その中でも「SP」って企画部にいたので、それなりに広告会社の主観もあります。

そんなおりに見た「最悪のペースで推移……広告業界の倒産件数」って記事。
まあ当然というか「やっぱり」って印象です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091008-00000091-zdn_mkt-bus_all

■新聞はどんどん減ってるものね

今前の会社も人の流出が激しいみたい。最近友達もやめた。
でもって今俺もそうだけど、新聞とらないでしょう。
そうするとチラシの発行部数もへるわけで。その数が地方広告代理店の利益の目安の訳だから。
苦しいのは当然だと思う。

広告ってのはそもそも、ものすごい消費産業な訳で。
同じデザインでチラシを1万部するよりも10万部すりましょう。そういう世界。
だからその実販売業みたいな利益のシステムだったんだよね。

だから、地方の広告代理店っていろんな費用を「チラシの部数にこみこみに」にしてきた。
広告を企画するディレクション費用も企画立案の費用もデザイン費用も。
全部が「チラシ一式」の中に含まれていたさ。
でもそれは「部数が出る」っていう前提のもとで、そのほうが効率よかったんだよね。単価下げられるし。

■知的財産を売れない弊害

そんで今じゃんね。圧倒的にチラシの数がでない。
そうなったら、チラシひとつにかける、ディレクション、企画、デザイン費用ってのが重くのしかかってくる。
ようは10万部うってたら回収できたけど、1万部だったら回収できない、と。

でも今は不景気な訳で、ここにきて「ディレクション費用欲しいんですけど…」とかいってもそれは通用しないよね。
お客にすれば「何それ?前はなかったじゃん」なわけで。

結局広告のノウハウ、サービスなどをきちんと
サービスとして販売する
ことをしてこなかった痛手って俺はすごくあると思うさ。
まあ、それもわかるんだけど…。形にならないサービスって売りにくいからね…。

今の世の中のニーズは「無料のサービスはないか?」って流れがある。
だからよっぽどしっかりしたサービスでないとお金は出てこない。

中途半端なサービスは売れない。
そんでもってチラシっていう物も販売不振。

…そうなったらほんとつぶれるのもわかる気がします。
でもさ「チラシ」って媒体を失ったことは地方の商店とかには大きなダメージだと俺は思う。
だってみんなyahooNewsで全国のニュースや情報はみても、地方のそれはみないでしょう。

だったら地方の、地域のweb、媒体を作りたいな。
それにチャレンジしようと思って富士ライブをはじめたのでありました。
http://fuji-live.net/

web制作会社がチャレンジできる部分はまだまだあるのではないかな?
そうおもってはいます。お金にするのは大変ですが………………。

ってことで、今日は朝に日記がかけてうれいしい。
さ、がんばろう。

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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