プロフェッショナル、浅川智恵子さんの回を見て。
まいど。
みんなの評判が良かったので、再放送を見てみた。
というか、録画をしたのだが、気がついたらリアルタイムで見る事になった。
とりあえず、番組の内容はこちらで。
目が見えない、盲目のコンピューター技術者、浅川智恵子のお話です。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100112/index.html
■あきらめなければ、道はひらける、と俺も思った。
タイトルから個人的に、いきなり同意していた。
というのも。自分の仕事においても、生活においても
あきらめない、と心を決めただけででは、それが必ず成功につながるとは限らない。
でも。だからといってあきらめることはできない。
だったらやるしかないだろう。では、どうやるか?あとはそのプランと実行だ。
そんな風に思っている矢先の事で、すごく勇気をもらった。
でも浅川さんと私で決定的に違う事がある。
それは
それに対して。
浅川さんはきっと、失明して以降
その差は絶対的な位に感じた。
■知識でも、技術でも、立場でも、プロとしての全てで追いつかない
ということがね。
自分にとって
そうやって「済ませてしまう」自分もどっかにいるのだろう、とも思った。
基本的にそうは思ってはいないけど。それでも。
浅川さんの絶対的なチャレンジと結果の数々を見れば。
そりゃー、ため息しか出ない。
とはいえ。
他人に能力があって、その人が「頑張っている事」と、自分が対した能力もなくて「頑張っていない事」。
これは比例もしなけりゃリンクもしないよね。
プロであればあるほど。自分の立ち位置とその差ははっきりわかるけど。
それでも。いや、だからこそ。か。
プロは浅川さんみたいな方を
なんていうかね。遠くに感じたら、そこで終わってしまう「何か」があるような気がするのだ。
■浅川さんを支える責任感
だけじゃなくてさ。多分この番組が伝えきれてないこと(偉そうで申し訳ない!)
そして、クリエイターと言うのか。
うちらみたいなweb関連の人間が気付かなければいけないこと。
それは
番組を見ている時は分からなかったが、さっき散歩をしていて思いついたことだ。
責任感のある立場での「わくわく」は、観客が演劇を観るようなわくわくとは違う。
演者でないゆえに責任のない、他社に期待するだけの気楽な「わくわく」とは違う。
もっと慎重であって、重く。
それでいて奥深く浅川さん自身を支えるもの。
それは責任感ではなくて、きっと浅川さんの持っている強烈なエゴ。
すごく高度な立場で「ものを作る」ということを浅川さんはされている。
その立ち振る舞いの根源にあるものを、想像して妄想して無理やりにでも共感する。
ある意味自分と同じ位置にまで並べて捉えてしまう。
そういったことは、ものを作る上では俺は大事だと思う。
きっと俺は浅川さんのような結果は残せない。
でも「思い込み」や「妄想」を持つことで。
それを持たないより、ほんのわずかでも「今の自分より更なる」モノづくりができれば、意味がある。
そのためには、例えどれだけのコスト(自分の運動量)がかかっても「共感」や「妄想」を探す事は大事なのではないか。
妄想好きの俺がいつも感じている「ふわっとしたこと」をもっと明確に突きつけられた気がした。
■なによりじわじわ悔しかったのは。
答えは簡潔よ。
これもテレビ見た直後は気にならなくて。地味にさっき悔しくなったこと。
だってさ。妄想や空想ってのはさ。
浅川さんのように英語がしゃべれなくても。高度な技術がなくても。
本質的に同じ立場できる事だよね。
唯一イーブンのフィールドなのに、そこでも負けてるな、俺は。
そう思ったらなんか「まだまだ駄目じゃん」っていう「勇気」をもらった気がする。
なんていうかさ。
ほんと浅川さんを
尊敬や学ぶところが多いのはもちろん。
でもだからといって、最初に書いたように「奉る事をつかって、自分を逃がす」ことをしたり。
あるいは尊敬だけで思考停止させたら。
それは浅川さんのがんばりに対して、きっと失礼なんだろうな。
そんな風に思ったりしました。
ということで、読書感想文のような日記でございます。
明日書こうとも思ったけど、多分今日書かなければ一生書かないと思ったし。
書かないと(明文化しないと)後悔しそうなので、書いてみました。
さて明日早起きしたいので、寝るかな。
とはいえ、最近お酒解禁した方が楽しそうなので、何か飲みたい気もします。
ってことで。
おつかれー。
ああ「苦しいと思うまで突き詰めたら、道はひらける」って言葉も良かったです。
タグ【プロフェッショナル】
みんなの評判が良かったので、再放送を見てみた。
というか、録画をしたのだが、気がついたらリアルタイムで見る事になった。
とりあえず、番組の内容はこちらで。
目が見えない、盲目のコンピューター技術者、浅川智恵子のお話です。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100112/index.html
■あきらめなければ、道はひらける、と俺も思った。
タイトルから個人的に、いきなり同意していた。
というのも。自分の仕事においても、生活においても
あきらめないと決めていたからだ。
あきらめない、と心を決めただけででは、それが必ず成功につながるとは限らない。
でも。だからといってあきらめることはできない。
だったらやるしかないだろう。では、どうやるか?あとはそのプランと実行だ。
そんな風に思っている矢先の事で、すごく勇気をもらった。
でも浅川さんと私で決定的に違う事がある。
それは
俺は「それでもあきらめていることもある」ということだ。
それに対して。
浅川さんはきっと、失明して以降
もう何一つあきらめないと決めているんだろうと思う。
その差は絶対的な位に感じた。
■知識でも、技術でも、立場でも、プロとしての全てで追いつかない
ということがね。
自分にとって
ああ、浅川さんと自分は違う人間なんだっていう結論に逃げ込んでるようでね。
そうやって「済ませてしまう」自分もどっかにいるのだろう、とも思った。
基本的にそうは思ってはいないけど。それでも。
浅川さんの絶対的なチャレンジと結果の数々を見れば。
そりゃー、ため息しか出ない。
とはいえ。
他人に能力があって、その人が「頑張っている事」と、自分が対した能力もなくて「頑張っていない事」。
これは比例もしなけりゃリンクもしないよね。
プロであればあるほど。自分の立ち位置とその差ははっきりわかるけど。
それでも。いや、だからこそ。か。
プロは浅川さんみたいな方を
遠くに感じてはならない気がする。
なんていうかね。遠くに感じたら、そこで終わってしまう「何か」があるような気がするのだ。
■浅川さんを支える責任感
だけじゃなくてさ。多分この番組が伝えきれてないこと(偉そうで申し訳ない!)
そして、クリエイターと言うのか。
うちらみたいなweb関連の人間が気付かなければいけないこと。
それは
浅川さんの「わくわく」だと俺は思った。
番組を見ている時は分からなかったが、さっき散歩をしていて思いついたことだ。
責任感のある立場での「わくわく」は、観客が演劇を観るようなわくわくとは違う。
演者でないゆえに責任のない、他社に期待するだけの気楽な「わくわく」とは違う。
もっと慎重であって、重く。
それでいて奥深く浅川さん自身を支えるもの。
それは責任感ではなくて、きっと浅川さんの持っている強烈なエゴ。
こんな世界が見てみたいという彼女のクリエイターとしての「わくわく」なんだと思う。
すごく高度な立場で「ものを作る」ということを浅川さんはされている。
その立ち振る舞いの根源にあるものを、想像して妄想して無理やりにでも共感する。
ある意味自分と同じ位置にまで並べて捉えてしまう。
そういったことは、ものを作る上では俺は大事だと思う。
きっと俺は浅川さんのような結果は残せない。
でも「思い込み」や「妄想」を持つことで。
それを持たないより、ほんのわずかでも「今の自分より更なる」モノづくりができれば、意味がある。
そのためには、例えどれだけのコスト(自分の運動量)がかかっても「共感」や「妄想」を探す事は大事なのではないか。
妄想好きの俺がいつも感じている「ふわっとしたこと」をもっと明確に突きつけられた気がした。
■なによりじわじわ悔しかったのは。
答えは簡潔よ。
妄想で自分が負けている事でした。
これもテレビ見た直後は気にならなくて。地味にさっき悔しくなったこと。
だってさ。妄想や空想ってのはさ。
浅川さんのように英語がしゃべれなくても。高度な技術がなくても。
本質的に同じ立場できる事だよね。
唯一イーブンのフィールドなのに、そこでも負けてるな、俺は。
そう思ったらなんか「まだまだ駄目じゃん」っていう「勇気」をもらった気がする。
なんていうかさ。
ほんと浅川さんを
奉(たてまつ)ってはいかんな。自分がものをつくる立場ならと俺は思った。
尊敬や学ぶところが多いのはもちろん。
でもだからといって、最初に書いたように「奉る事をつかって、自分を逃がす」ことをしたり。
あるいは尊敬だけで思考停止させたら。
それは浅川さんのがんばりに対して、きっと失礼なんだろうな。
そんな風に思ったりしました。
ということで、読書感想文のような日記でございます。
明日書こうとも思ったけど、多分今日書かなければ一生書かないと思ったし。
書かないと(明文化しないと)後悔しそうなので、書いてみました。
さて明日早起きしたいので、寝るかな。
とはいえ、最近お酒解禁した方が楽しそうなので、何か飲みたい気もします。
ってことで。
おつかれー。
ああ「苦しいと思うまで突き詰めたら、道はひらける」って言葉も良かったです。
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