WBSの必要性と作り方について考える


まいど。
今日は新幹線の中で日記を書いています。

■先日他の業者の方にの仕事を見せてもらったんだけど。

WBSのファイルがしっかりExcelでつくってあって、ちょっとびっくりしました。
いわゆるガントチャートですね。
これすごく大事だと思うのですが、同時に自分が懐疑的な部分があるのです。
以前はデータファームでも細かく作っていたのですが、すぐに断念してしまいました。

というのも、WBSを細かく細かく管理し始めると、それだけで終日一人が必要なのです。
でも自分は零細なので、それだけではご飯が食べれません。
ネガティブな話ですがディレクションとかコスト管理は、現状なかなか対価を払うべきと思われていないところもあります。
なので現金化が難しいのです。

とはいえ、それは自分が
お金を払ってもらうだけのディレクションができていない
ということでもあります。
なんにしても今の自分にはWBSの細かい管理は現実的でなさすぎる。
なのでやめてしまったのでした。

■とはいえ、最近は必要性を感じています。

この頃ちょっとやっかいな物件があったり。
またそうでなくてもお客さんとのより良いやり取りをするために。
今更ですが
誰がなにを、どれだけ、いつまでにやるのか。
というのは目視できた方がいい、とい思ったのです。

成果物をお客様と共有するのはもちろんですが。
今後はどんな田舎であっても(これは自分の住んでいる地域へのリテラシーを差していると思ってください)
・用件定義を共有する
・作業コスト(工程管理)を共有する
ことは必須だな、と思っています。
それができていないのが現状です。

工程を見てもらう事で「これだけの作業時間に対して、見積もりが発生している」というのを理解してもらわないと、今後はきついです。
私は代理店さんと仕事をするケースも多いのですが、お互いに共倒れする可能性もあります。

モノづくりの工程をある意味にドライにする事で、事業仕分けではないのですが、
・無駄なコストをカットする。
・より利益が出やすい
ことが大事になってきます。

■Excel他でWBSを管理する私の不満

Excelでもなんでもいいのですが、WBSをこういったツールで管理することに、私は不満があります。
一言で言えば「効率が悪い」と思うのです。

ExcelでWBSをひいて、それをtodoに入れ直す。
あるいは全体のWBSを引いて、そのあと担当者用のWBSを再度作り直す。
todoに変更があったら、WBSを作り直す。

……………やってられっか!
ってのが個人的な感想。
手間も時間もかかるし、漏れが出やすい。
漏れが出やすいって事は、ミスが出やすいって事。
管理するために管理する、ってのは、どうにもおかしな現象です。

そのためにガントチャートを作る専用のソフトがあったり。
あるいはバックログみたいなサービスがあるのだと思います。
バックログはガントチャートとtodoが連動しているので、そういう意味では完璧かもしれません。

ではデータファームではどうするか。
多分ですけど、
FileMakerでtodoを管理→WBSをパブリッシュ
っていうのが、多分うちなりのやり方なのだと思います。

ということで、請求書管理システムを片づけながら、こちらの方にも手を付けていかないとって思っております。
これはさすがに無料とはいかないけど、他の方に使ってもらえるようにできたらいいな、と勝手に妄想しています。

ということで。
そろそろ小田原です。
仕事をこのあと片づけます。
今日夕方できれば富士のお客様によりたいので、できれば東京を早めに終われたらいいな。

ということで、まあ、無理なく頑張れ、俺。

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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