001-山崎まさよしのうれしいこと
まいど。
日々忙しいけれど、もしかしたら、少し落ち着いたかも。
そんな風な錯覚でもしたい、今日この頃です(笑)
でもって、最近ちまたで好評の「山崎まさよし/COVER ALL-HO!」
これは俺にとって、すごいうれしいアルバムなんです。
曲順をちょっと書き出してみるね。
1.M
~BLUESを逢わせてみました
2.ケンとメリー~愛と風のように
~料理長のお任せ仕込み
3.Sweet Memories
~声のミルフィーユ仕立て
4.月
~和の頂きを目指して
5.さらば恋人
~デトロイト風に
6.トランジスタ・ラジオ
~厳選した素材の二点盛り
7.大きな玉ねぎの下で
~あの頃の涙を添えて
8.アンダルシアに憧れて
~アツアツに炊き上げました
9.あなたに会えてよかった
~気まぐれディレイをふんだんに
10.いかれたBaby
~音楽の恵みをこの曲に
えっと、俺がいうのもちょっと悔しいけど「いかれたBaby」ほとんどの人しらないでしょ?
これは俺がさんざん大好きだと公言している「fishmans」の曲なんです。
これだけ有名な曲が連なる中で、この曲を山崎まさよしがとりあげてくれたことがうれしい。
しかもラストに。そして「音楽の恵みをこの曲に」なんてすてきな言葉を添えて。
あーーほんと、山崎まさよしわかってくれてるなってありがたいです。
fishmansはまごうことなく90年代の日本ロックシーン、いや、世界の音楽シーンにおいて、絶対に孤高の存在。
音がどんどん研ぎすまされていって、歌詞もどんどん深くなっていって、ほんとその存在も音楽も別の世界のもの、みたいな感じさえあるくらいだった。
でも、それはどんどん音楽が「難しくなっていった」って部分もあるんだよね。
後期の方になってくると好きな人は「とことん好き」で、そうでない人にとっては「わかんねーー」って感じになってしまっていたし。
とはいえ、ビデオでもいい。その存在を見れば、本当に心をとらえるし、孤高なんだけど。
「いかれたbaby」はfishmansが難しくなりだす前の、ポップでまだまだキャッチーな頃の傑作です。
佐藤君の声だと、とっても素晴らしいんだけどね。
でも山崎まさよしの声で、より多くの人の耳に、心に「いかれたbaby」が届けばいいなと、本当に思っています。
彼女(彼)を想う、こんなにかわいくて切ない曲、俺はしらないです。
いかれたbabyは、このビデオがすごくすき。
http://www.youtube.com/watch?v=JrOgW2Cq1jw