将来、大学を掛け持ちする

大学生のキャンパスライフが完全にオンラインに移行しているらしい。今後のコロナの状況にもよるけれど、オンラインをベースとしたカリキュラムの構築になるのではないか。友達を作ったりとかどうしてるんだろうと思うのだけど、新入生の子はzoomで知らない子と話したりするのをきっかけに、友達を作ったりしているそうだ。オンラインで不便なことは絶対にあるし、オフラインで共有できないキャンパスのいろんな魅力がなくなるのは寂しいのだけれど、オンラインの枠は以前に比べて絶対に広がると思う。それとともに見直されるだろうは、授業料だ。

施設の利用を前提とした授業料のままでは高い、という不満がやはりあるのだという。それについてはいろいろ考える部分があるが「必要な環境を維持するための経費」として正しく必要だと思う反面、その「必要な環境」がオンラインに移行すると間違いなく縮小するので、全体的に授業料の見直しは行われていくのだと思う。大学側は学生の減少に加えて、授業料の減額となれば、経営的にかなり難しくなってくる。そこで次に行われるのは「全年齢、全世界を対象とした大学講座の開校」だと思う。場所や年齢に関係なく、大学の授業を受講することができる。学びの裾野が一気に広がる方向に進むと思う。経営のために。

この流れは音楽のサブスクリプションに似ている。大学に4年間入学というしばりが、「あの大学のこのコースだけ受講」という流れになるかもしれない。費用や時間の制限が軽減されれば、いくつかの大学に掛け持ちして入学することができるかもしれない。そしてオフラインでのやりとりは、たとえば最後の発表会とかそのような「まとめや、特別なイベント」に限られてくるのかもしれない。もちろんオフライン、アナログ、現場でないと学べない実験や学問もあると思うので、それらは今まで通りのベースにオンラインが足されていくことになると思う。ただ、全体としてはこのような形になるのではないか。

60を過ぎてもいろんな学びやコミュニケーションの可能性が広がったと思う。そのために興味と時間とお金の余裕を準備していきたい。


更新 2020月09日15 09時52分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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