謝辞は2つのポケットに
先週末に父が亡くなった。それに伴い、一週間バタバタと過ごすことになった。
通夜と葬儀。謝辞をそれぞれ自分が担当することになった。内容をを紙にしたため、式の最後に読み上げる。
暗記は不要。アドリブも不要。個性も不要で、適度な長さのあいさつがあればいい。
式場から定型文も頂いたのだが。自分なりの挨拶を書くことにした。そして、思いがけずChatGPTと相談しながら文章を書くことになった。
「失礼がない、汎用的、一般的」
謝辞に必要な部分こそ、AIが得意だと気がついたのだ。自分よりも優秀で博識。力を借りた方が結果が良くて早い。
通夜当日。ふと「この挨拶の用紙がなくなってしまったら、かなりヤバいな」と気がついてしまった。
そう思いついたや否や、式場スタッフに予備分のコピーをとってもらった。これで安心。でも、この予備はどこに置いておこう。
式場スタッフや、司会の方に渡すのもおかしい。結局、スーツの右ポケット左ポケット。それぞれに挨拶を忍ばせることにした。
謝辞の読み上げの瞬間、どちらのポケットにも必ず挨拶がある。空のポケットに手を入れて「あれ?」と焦る心配は、構造上ありえない。
「絶対に大丈夫」安心感が保障されることで、余計な緊張が生まれない。予備もある。このやり方は、ものすごく良かった。
今後、同じような立場の方がいるのなら。
「謝辞は2つのポケットに」これをお勧めしたい。
実際に作成した謝辞を参考まで。
更新 2025月08日05 09時44分