AppleTV+もApple arcadeも割と俺は面白い。

TimになってからのAppleのこわいところは「とにかくねちっこくゴールに向かってくる」戦略と態度で、特に態度の方がすごいなって思う。MacOSとiOSの機能は別ながらも使い勝手としての統合をほぼ路線に乗せていたり「パチンコガンダム駅」なんて馬鹿にされたmap機能が、遜色ない仕上がりになっていたり。最初の立ち上げの不十分さを人は叩くのだけれど、叩いてすっかり忘れた頃に「完成してる」という流れがTimのアップルにはある。それがとにかく俺が思うAppleのすごさ。

TV+もアーケードも「本数が足りない」「品質がイマイチ」といわれれているけれど、実際は違う。アーケードはやっと品質が追い付きつつあるけれど、TV+は最初からクオリティがものすごく高かった。誰もが「知らない、見たこともない」作品だから見るのが億劫だっただけ。見てない人が叩いているのが大半だったと思う。

TV+なら「ザ・モーニングショー」「テッド・ラッソ」「リポーター・ガール」は見て損はないと思う。特にテッド・ラッソは見やすく時間も30分ちょっとでちょうど良い。ゴースト・ライターは見る人によっては凡庸に感じるかもしれないが、定番ドラマを丁寧につくった感じが、とにかく安心してみることができる。ロングウェイアップも4Kの大画面でみると景色の一つ一つがたまらなく綺麗だ。

アーケードについては「評価が高いもの」よりも「評価数が多いもの」のほうが品質が良い傾向がある。あと「参考になった順」はほとんど参考にならなくて「新着順」で評価を見た方がよい。最新のアップデートでバグや不満点が解消されているケースが多いからだ。グラインドストーン、バリアスデイライフ、アウトランダーズ、ザ・サバイバリスト、クロッシーロードキャッスルあたりは時間泥棒になるくらい面白かった。Sasquatchは子供がものすごく楽しんでやってる。Assemble with Careは名作。

AppleTV+もApple arcadeが来年あたり、かなり加入者を増やしているのではないかな、と個人的に思っている。特にarcade。ここからの巻き返しがある感じがする。


更新 2020月10日28 09時58分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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