利益で返すのは難しい。

信用金庫さんのzoomセミナー。たまには参加してみようということで、補助金関連のセミナーを受講してみた。

IT導入補助金をはじめおなじみのものから、あ、こういうのもあるんだっていう補助金まで。仕事で提案できそうなものもあったので、勉強になった。

あとコロナ関連の助成金制度もあるようなので、このあたりは本当に使えるものかどうか、調べてお客様にご連絡したいところ。

補助金関連で思うのは、事業転換とか新規事業とか。このあたりはいろいろ難しいな、ということ。古い仕事を継続しながら、新しい、大体において「利益構造の違う新規事業」を行うことになるので、利益化するのに時間がかかる。

景気の悪い話をあまりしたくはないけど、国内市場も小さくなっていくので。どうしても高齢者が多いと消費も移動も少ないので。経済活動している人口も減ってくるのでどうしても市場での生き残りが年々むずかしくなり、新規事業はそういう難しさも含んでいる。

要は利益が出しにくくなっている。補助金は何か新しいことをするのに「50%割引しますよ。返済は半分で良いですよ」というもの。それ自体はうれしいことだけど。

とはいえ借金をして何かを購入する。つまりは借りた現金は一旦なくなる(裏金作る輩がいたとしてもそれは貯蓄に回らないだろうから結局同じ)

そのお金を将来の事業の利益から返済していく、ってのはだいぶ難易度高いなーってのが僕個人の印象。なので、コロナで補助率上がってるけど、手放しでチャンスとは思えないし、むしろとびつきやすくて怖いくらい。

IT導入補助金とかレジ関係、DXの方はまだある程度効果が見えているので。利益を生み出す系ではないけどコストを削減する系のものが多く、まだ効果測定はしやすいのかな、と思っている。


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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