VRでデザインして、3Dプリンタで家が建つ時代が来るのかもしれない。
最近またVRを毎日触るようになってきてるんだけど。HomeDesign3DVRというアプリが出てた。
VRで家をデザインして、その中を実際に動き回れる。ソファとか机とか細かいものも配置して楽しめるアプリのようだ。
もともとCADのデータをVRで展開して、家を建てる前に広さや空間を体験できる、というのもあったので。建築とVRは相性が元々良いのだと思う。
今はVRを使ったシュミレーターだが、これがあと20年くらい進むと建築プラットフォームになるのかもしれない。VR上でユーザが家をデザインする。そのたびに構造の強度や機密などがリアルタイムで計算される。
最終的なデザインを作成したら、3Dプリンタでミニ模型を出力するもよし。VRのなかでミニチュアを確認するもよし。もちろん、VRを使って家の中を楽しみ、いろいろとチェックするのも良いだろう。
実際に家を建てたいロケーションに配置できるとさらに面白くなりそうだ。季節に応じた日の出や日の入りにあわせて、日の差し込み具合などを確認できると便利だと思う。
そして実際の家の建築も、ベースを3Dプリンタで行って、窓サッシやドアなどはユーザが組み込んで完成…という未来。これは「来ないとも言えないな」と思った。
技術の大事な役割は「人間が個人としてできることを拡大する」ということだと思う。VRから3Dプリンタまで。これらを利用することで、知識や技術がなくても「家が建つ」未来が来るなら。人の価値観もアップデートされそうで、面白い未来だなと思う。