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AppleTV+があるから、折りたたみ端末はなかなか出てこないのだと思う。

折りたたみ式携帯が出たり。丸いスマートウォッチが出たり。Android端末が羨ましいなと思うことが増えた。実際に使ってみないとわからない部分もあると思うけれど、iPhoneは「ぱっと見の大きな変化が」少なくなっており、ある種のマンネリは確実に存在している。

それでもAppleを使い続けるのは、Appleのエコシステムが便利だからだ。Apple Watchはその中でも特に便利だし、Apple Oneで使えるサービスにどっぷりつかってしまっているので、エコシステム自体を別のサービスに動かすのは、現実的じゃない。

Apple Oneはあまり知られていないのが不思議だが、Apple Music、AppleTV+、Apple Arcade、iCould+をお得にまとめて使えるセットだ。サービス内容をみて「AppleTV+、Apple Arcade」あたりは「これ自分はいらない」って思われてしまいそうだが。この二つはかなり満足して使っている。

特にAppleTV+は4Kかつドルビーアトモスで全ての動画が展開されていて、とにかく綺麗。コンテンツについても面白いものが多いので、Netflixや他の動画サービスに登録していなくても、自分はこれで満足できている。

こんなふうにAppleは自分たちで映像サービスを提供している。そうなると「自社の端末が再生環境として最適」でなければいけない、という宿命めいたものがあり、それが折りたたみ端末を難しくしているのかな、と思う。

屈折率をコントロールできない、映像の真ん中にどうしても何らかのノイズが入りやすい。こういった端末を嫌っていそうな雰囲気はある。

とはいえ「ロール式の液晶」で特許を出していたり「液晶画面をコンパクトにしまう」ことには当然興味があるようなので、そのあたりでどんな展開があるのかを、楽しみにしたいなとは思う。



更新 2023月09日04 08時59分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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