美味しいものを作りたい、という気持ちが前よりも高まっている。
週末家族と旅行にいってきた。子供達に旅行の計画を立ててもらったのだが、天気も良くドライブ日和。道も混んでおらず、快適な旅行だった。
山梨方面にいったので、道の駅「なるさわ」にも寄った。よくある道の駅の食堂で焼肉定食を食べた。普通においしかったけれど、何かが足りない。
朝霧の道の駅だと、もうちょっとボリュームがある感じだったと記憶しているのだが、それを勝手に僕が期待してしまったせいかもしれない。
夕飯はそもそも軽めに食べる家庭なので、ホテルでの夕飯はコンビニで買ったお弁当で済ますことにした。
ローソンに久しぶりに寄ったのだが、店内で作っているとんかつ弁当が、お値段の割に立派でびっくりした。
野菜不足なのは否めないが、それでも「とんかつを食べたい」って人の欲をしっかり満たしてくれるお弁当。このパッケージに着地したの、さすがだなぁ、と感じた。
次の日。地元に戻り、とあるスーパーに立ち寄り平日お昼の買い物をした。野菜がじんわり少しづつ高い。肉も魚も同じように感じる。
悩んだり、手が出にくくなっているのは、今更ではないのだけれど。その感じが、より一層強くなってきたかなぁ、と感じた。
一方で、ここのお弁当は安い。安いけど、なんだろう。どれをとっても、なんだか美味しそうじゃない。
悩んだ結果、見切り品のダブルソフトに、コロッケ、キャベツの千切りを買って家で子供と分けて食べた。
この一連を通して、最終的に湧いてきた気持ちがある。それが「美味しいものを作りたい」ということだった。自然と湧いてきて、不思議な感じがした。
今だって別におかしなものは作っていない。でも、もうちょっと細かいところまで心がけたご飯を作っていきたいな、と思った。