テクノロジーが、人を信じなくなっている
Yahoo!テレビのサービスが終わってしまうと聞いてちょっとびっくりした。
我が家のテレビ欄としてすっかり便利に使っているのだ。無くなると、困ってしまう。
サービス終了について、詳しく見ていくと。
番組情報やテレビ欄は、引き続き別のサービスで継続されるらしい。
そうなると一体、何が終わるのだろうか?
Yahoo!テレビをもうちょっと見ていくと。番組情報にコメントがつけられることに気がついた。
このコメント欄。Yahoo!ニュースのコメント同様、なかなかの荒れ具合だ。
ものによっては、かなり見るに耐えないし、確実性の低い情報ばかり。
そういう情報で僕たちがどうなるのか。
結局、ちょっと目に入れただけでも。感情が不安定になったり、揺らされたり。
目に入れただけでも、損になる。生きてく上で全く必要がない。そんな感じだ。
SNSが台頭した。ということもあるけれど。
こういう「コメント系のサービス」は基本的にどんどん終わりになっていってる印象だ。
遥か昔の、インターネットが始まった当初は。
分断されていた人の意見や情報がまとまれば。集合知が生まれ、今までになかったメリットや効果があるのではないか。
そんな理想や夢のもと、最初に掲示板システムが始まったように思う。
それがブログブームになり、コメントになり。SNSになり。
不具合や、うまくいかない部分も。かなり目立ってきた。
あの頃は、人の可能性や力を信じて、ネットに言葉や情報を集め始めたのだと思う。
けれど、現在は。ネットやテクノロジーに
「人間の可能性は、信じるに値しない」
と判決を下されたような気もする。
さらにその先の、将来では。いろんなシーンで、ことあるごとに。
「ロボットに比べて、パーツの交換もできないし、替えも効かないし」
「人間って、めんどくさいよね」
と。人間が人間のことを「本気でそう思う」世の中になる。
そんな気もする。
更新 2024月01日14 09時08分