冬のハチミツ
毎朝、ヨーグルトにコーンフレークをのせて食べている。その上には、お好みでハチミツ。
このハチミツが、トロっとして。だんだんと出しにくくなって。ついには出せなくなるほどに、固まってしまうと。
冬がやってきたな、と感じる。
この固まったハチミツは、容器ごと湯煎してあげると。溶け出して、元に戻る。
元に戻ったハチミツは、またしばらくすれば固まってしまう。
面倒なのは、この湯煎の作業だ。
ハチミツが瓶に入っていれば。瓶の重さで、それほど湯煎も苦ではない。
ただし、瓶の容器は中身が取り出しずらい。
中身が取り出しやすい「柔らかなプラ容器入りのハチミツ」を好んで使っている、という人も。多いのではないだろうか。
容器の中には、上下逆さにして保管できるものもある。ハチミツが出る口が下向きのため、すぐにハチミツが取り出せるのだ。
我が家では、買ったハチミツをわざわざこの容器に入れ替えて使っている。それぐらい便利だ。
この便利な容器が、湯煎をするとなると。途端にめんどくさくなる。
容器が軽いため、湯煎しづらいのだ。
鍋に温かいお湯を入れて、その中で湯煎しようとしても。
容器が、ぷかぷかと浮いてしまうのだ。
さて、今回はどうしよう。とりあえず事務所のキッチンの前に立つ。
ごそごそと探していると、なんとも湯煎にぴったりな容器を見つけてしまった。それが
「プロテインをシェイクするための容器」
この中に熱湯を入れ、ハチミツの容器を入れる。
ぷかぷかと浮いてくるが、蓋ごとハチミツの容器を押し付け、ひねって締める。
これで完璧だった。
これからあと何度も。プロテインの容器と共に、春を待つのだ。
更新 2024月01日11 13時01分