Apple Vision Proが、将来のロボット社会を生み出す
先週の土曜日。奥さんの家族と一緒に、富士山世界遺産センターに行ってきた。
富士山にまつわる、いろんなことを展示している施設だ。
ぐるぐるとした施設を、ゆっくりと。さながら富士登山のように。展示を楽しんでいく。
ゴールの登りきったところに。日本の断層の、紹介展示があった。
先日、北陸で大きな地震があったこともあり。家族みんなで真剣にその展示を見ていた。
断層が重なり合い、その上に日本列島が乗っている。その展示を見ながら、
「断層や日本列島の位置を、もっと上から見たり、下から見れたら。内容がすごく伝わりやすくなるよなぁ」
と思った。その後続けて
「こういう学習も、今後はVRゴーグルを使って。平面ではなく、立体で具体的に学ぶようになるのだろうなぁ」
と思ったのだ。
3Dのデータを、そのまま3Dで見たり触れたりする。これができるようになると。
今よりも「立体を扱う」ということが。簡単で、当たり前になるだろう。そうなったら。
ものづくりの現場では。今よりも「もっと効率的で、効果的なもの」が生まれると思う。
昔よりも今の方が、歌が苦手な人が少ない。
この変化の要因として「音楽を再生する、機械が。世の中に浸透したこと」があるらしい。
「歌う」ことではなく、「聞く」ことが。下地になったのだ。
同じようなことが、今度は3Dの世界でも起きると思う。その効果は、世の中のどの分野に波及するのか。
僕は「ロボット文化」に波及すると思う。
既にいろんなVRゴーグルが作られている。けれど「ニッチな商品、ニッチな市場」の枠を出ない。
Apple Vision Proが。この市場を「ニッチ」から「一般」に押し広げるのではないか。
その結果、世の中に。より便利なロボットが、たくさん生まれてくるのではないか。
そう思っている。
更新 2024月01日16 08時54分