今年もプールを出したよ。

コロナ禍の夏休みに。子供たちが少しでも体を動かせるように、と。インテックスの大きなプールを購入した。

縦2メートル、横幅3メートル。深さは75センチ位か。

使い始めて、4回目の夏。今年も無事に、プールを設置した。

毎回、プールの設置には緊張がある。

設置場所が斜めではないか。パイプはきちんとはまっているか。プールの下に、パーツや尖った石がないか。

入る水は3トン以上。一度入れば、もう動かせないのだ。

子供たちをプールで怪我させてはいけない。設置や組み立ては一発勝負。とにかくミス撲滅を心がける。

プールに無事水も入り、3連休の最終日。男家族全員でプールで水浴びをした。

子供たちが大きくなるにつれ、プール熱も冷めると思ったけれど。まだまだ、わちゃわちゃと。楽しく元気に遊んでくれた。

それでも。このプールもあと1回出したら終わりかな、と思っている。

来年は次男も小学6年生。その次の年には小学生もいなくなる。自分も少しずつ歳をとって、だんだんと設置に億劫さを感じつつもある。

プール自体の耐久度も、どこまで持つのだろうか。万が一プールが壊れたら、そこで終わりだ。

プールの購入時には「いつまでも」とも思ったけれど。物事は、常に過ぎ去り、終わりがある。

そんなことも感じ始めた、4回目のプール開き。

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