人の評価で決まるもの

土地や不動産、株や金など。これらは全部、個人の努力や能力とは無関係だ。その価値は全て、人の評価で決まるものだ。

特に土地については、ちょっとした面白さがある。借地収入を得ている方もいると思うけれど。その土地の価値は、ほぼ自分で決めることができない。

交通の便がいい。景観が良い。土地利用に有利な理由は、ほぼ自発的に作れないのだ。自分一人で道路は作れないし、すぐ隣に富士山を置くこともできない。

唯一、自分で評価を上げる手段があるとするならば。その土地を利用して、自分で事業を起こすことだ。

そうなったら、もはや土地は関係ない。事業家として事業をし、リスクとリターンに向き合うのだ。

不動産に収入がついてくると、自然と税金も上がる。単年計算でマイナスになることは、あまりないと思う。

ただし、もっと長期目線で考えると。相続税の問題がある。

相続税の支出も含めて。不動産利益を、単年プラスにするのは。かなりの資産管理力と計画性が、必要だと思う。

結局のところ、しっかりと不動産業を身につけなければならない。

実際は、「どちらでもない」ところに多くの人がいるように思う。

毎年の申告単位では利益が出る。それを生活費にする。とは言え、相続税を支払えるほどの積立貯蓄は難しい。

最終的に、相続税が大きな壁になるのだ。

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