汚れた表札をリニューアルした
家を建てて、もう10年ぐらい経つのだろうか。お腹の中に次男がいたときに計画を始めて。家が建った時には、小さな次男が喜んで、家具のない我が家を走り回っていた。
親戚の書道ができる子にお願いをして、表札を書いてもらった。
出来上がったばかりの頃は、ピカピカだった表札。ニスも塗らずにいたせいだろう。だいぶ汚くなってしまった。
汚れてしまった表札をひとまず外して。半年から1年以上、表札がないままだった。
お盆休み、妻が一念発起して、この表札を直し始めた。最初は名前の方を彫刻刀で削り直そうと思っていたのだが、話し合って名前の外側を削ることにした。
これが大正解だった。汚れた木を削ると、その下から綺麗な木目が現れてくる。
妻が削り終わった表札を、僕が引き継ぐ。との粉という資材を塗って、乾き切る前に拭き取り。その上から油性のつや消しニスを塗った。
ニスはそれほど伸びず、割と厚塗り。一晩乾かしてみると、かなり良い具合に仕上がった。
改めてよく見ると、抜けたはけの毛が名前を跨ぐように、ニスの中で固まっている。取れないかと思ったが、ギリギリで取ることができたので一安心だ。
もともとあった文字の良さを残した、ピカピカの表札が出来上がった。家族共々、とっても満足している。
更新 2024月08日13 10時13分