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温度計に拾われて

先日間違えて買った、スマート温度計を返品した。室外用かと思ったら、室内用だったのだ。

いつも通り、amazonで返品を進めた。滞りなく返品が終わり、返金額を見ると。

なんと返金は半額だった。

こういう経験は初めて。調べてみると、開封した場合は半額になるとの事。

しかし、今まで開封した商品を、きちんと元に戻して。こうなる事はなかった。

静かに巻き起こるイライラ。amazonサポートに、もう少し粘ろうかと思ったけれど。

「これが、五万円とか十万円の商品だったら」

と思うことにした。

「不測の事故が、起きてしまった」にとらわれるのではなく。

「不測の事故が、小さく済んでよかった」と。

こういうアンガーコントロールは、この数年、割とよく使う。

実際、怒りはその感情が湧いた瞬間に、手を離したイメージを持てば。

怒りのガラスは、落ちて、粉々に割れて。

そのイメージで、大体はすぐに収まる。

その次の日。SwitchBotから新しい温度計と二酸化炭素計が発表されていた。こちらの方が断然に安い。

温度計は室内用だが、このタイプを直射日光に当てずに、取り付けられる場所がある。

今まで測定していた、屋外の温度や湿度を。多分、引き続き測ることができる。

果報は寝て待て。捨てる神には拾う神。ただのラッキー。

どの言葉も、ピタッとは来ない気がするけれど。

とにかく、世の中のおかげで。スマートフォンと連動した外気測定を、引き続きできそうだ。



更新 2024月09日11 09時14分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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