ブロッコリーとかぼちゃは、期待を裏切り続ける。

寒くなってきて。最近よく作るのが、ホットクックを使ったクリームシチューだ。

クリームシチューといっても、使うのは豆乳。そこに鶏もも肉をはじめ、いろんな野菜を入れていく。

シメジやじゃがいも、にんじん。時々レンコンや茄子も入れる。

そして、ブロッコリーやかぼちゃも。けれども、このご両人。いつも僕の期待を裏切り続けるのだ。

厚く切ったり、大きく切ったり。その形が残るようにと、いつも工夫をするのだけれど。

出来上がり、ホットクックの蓋を開けたとき。彼らが立体で残っていたことはない。

かぼちゃはすぐ分かる。白いはずのシチューが、まるで南アフリカ料理のような、真っ黄色に変わるのだ。

「あぁ、またダメだったか。」

最初から分かっていたいたことかもしれない。けれど。それでもそんなふうに思うのだ。

癖物はブロッコリー。蓋を開けたとき、一瞬「問題なくできたかな」と思うけれど。

「あれ?何かシード系の具材を入れたっけ?」

その時、自分が目にしているのは。溶け残った、ブロッコリーのつぶつぶだ。

昼食にブロッコリーを入れたことを、忘れている時もある。ブロッコリーが見えなくても、シチューに違和感はないのだ。

そしてしばらくして。シード系の残骸を見て、ブロッコリーを思い出すのだ。

最終的に、美味しく食べれているから、良いのだけれど。

どうにかしてホットクックで、いつか彼らの姿立ちを残したい。



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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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