今年の有馬記念が終わった
毎月五千円を積み立てて、合計六万円を1レースにかける。それが僕の有馬記念。今年はハズレに終わった。
人気のない二着馬を予想できたことは、十分に満足。三歳牝馬の一着は予想ができなかった。最初から、頭の中になかったのだ。
僕は古い競馬人で、しばらくブランクが空いている。どうしても年齢の数え方に迷うのだ。今の三歳は、昔でいう四歳。三歳にまつわるイメージが、どうしても幼く若い。
たとえそれがなかったとしても。やっぱり三歳牝馬は選べなかった。負け惜しみだ。
今年は、賭け金に工夫をした。六万円の掛け金の中で、自分の選んだ馬券が百万円になるように、掛け金を細かく調整したのだ。
僕の夢は有馬記念で百万円をゲットすること。金額調整は本来大事な仕事なのだが、それをやっていなかった。
目標に向けて、やるべきことをやれたのは正しい。
有馬記念後の中山・京都の最終レースも、事前にしっかり予想をした。やろうと思った準備を怠らなかったことも、十分に褒められる。
今年感じた、不思議なこと気持ちもある。それは、
「自分が選びそうもない一頭を、馬券に入れても良いのではないか」
と言うこと。三歳牝馬が一着に来たことが、影響してるのだろう。思ってもいない1頭を、検討することで。
予想という「自分の中だけの完璧な世界」に、客観性が加わるのではないか。
そうやって、一歩引けた時に。きっと、見える世界や気持ちに変化があって。それは決して悪くないことだ、と思ったのだ。
来年も同じように積み立てをする。健康に、無事一年過ごせたら。
今年の反省を踏まえて、また有馬記念をやりたい。
更新 2024月12日23 09時59分