あの頃、ブログを書いてた僕たちへ
10年から15年位前になるのだろうか。
ホリエモンが出てきた頃、世の中は「ブログブーム」だった。
今でもブログという言葉は残っているが、その言葉の定義は、広義で曖昧かもしれない。
一言で言えば日記。
けれど、もうちょっと。コラムとかエッセイとか。今は、意味合いも広く使われていると思う。
「誰もが自分のスペースで自分の意見を言える」「それを分け隔てなく見てもらえる」
当時、キラキラしていたこれらの価値観。今はもう普通で当たり前のことだ。もはや特別なことではない。
僕が言いたいのはこうだ。
「ブログブームの頃のみんな!俺、まだブログ書いてるよ!」
すっかり影響が小さくなったブログを、僕はまだ書き続けている。
読み味の良い文章が書きたい。読みやすい文章が書きたい。
映像にはない文章の余白が心地良い。文章の取り扱いの軽さも魅力的。
今は亡き、自分の目標としている松浦さん。とにかく文章の上手い人だった。その人の後をずっと追いかけている、というのもある。
最近は「意味がなくても読みやすい。読み終わった後に、少し何か心地良い」そんな文章が書ければ、と思っている。
結局のところ、書くのはどこか楽しいのだ。
いつでも書けるように準備したいし、少しでも良く書けるようになりたい。
100%自分発信の気持ちだけで、今もブログを書いている。
更新 2025月09日02 08時43分