「自分のこと」が見当たらない

冷たい、つまらない言い方などしたくはないのだ。

けど、正直。最近SNSを見なくていいかなと思っている。

それでも、ちょっとした事件があったり、あるいは自分の興味のあることが調べたければ。

その時はSNSでキーワード検索。それで事足りる。

インターネットから、SNSへの出会い。それは20代の僕にとっては可能性の塊だった。

最初のワクワクや感触は、今でもどこかに残っているのだろう。

けれど、今のSNSは、全くその頃の期待とは違う。

注目や、いいねを稼ぐための言葉。AIによって作られた、もはや自分で考えてもいない言葉。世界のどこに行っても見つからない、画像や動画。

それらを「嘘をつくためのツール」として使われてしまうと。

自分が見ているタイムラインは「一体、何の集合体なのかな?」と、思うようになった。

いや、本当は。ここまで書いてきたことが。ジジイの言い草みたくて、嫌なんだけど。

でも本当に「自分の限りある人生で、これを見てる時間て意味あるのかなぁ」みたいに感じがどんどん増えているのは事実だ。

タバコやお酒のように、どうしても見てしまう魔力がSNSにはある。

だから、意識して離れる工夫や時間を作らないと。どんどん吸い取られてしまう。

今書いてる日記もそう。隔離のための意識した行動のひとつ。

時代、なのか。盛者必衰、後の祭りのようなつまらなさを、今、SNSに感じている気がする。



勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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