登山に行ってきた

季節が変わるごとに、友達に登山に誘われる。「登山に誘ってくれる」というのが正しい言い回しだろう。

自分だったら、ほぼ行くことのない登山のチャンス。それを与えてくれるのだ。

毎回、めっちゃ苦しいし、登山の道中で楽な事は無い。下りは下りで、体重の重い自分にとっては、足にめちゃめちゃ負担がかかる。

なかなか、周りの景色を見る余裕はない。

それでも、誘われるたびに登山に行くのは。山によって、それぞれ体験が違うからだ。

「登山」というひとまとめで、良い悪いを判断は乱暴だ。

自分特有のしちめんどくさと気真面目さで、毎回「はい」と答えている。

ただ、今回の登山は、景色がとにかく素晴らしかった。近くに沢があって、滝になっているところもいくつもあった。

それでいて、Zの文字のように山肌を登っていくので、のすごく傾斜がきつい、厳しいというところは、過去一番少なかった。

下山途中、山の整備をしている方にも偶然お会いした。実際、登山中何度も

「きちんと整備されていて、登りやすいなぁ」

と思う登山で、わざわざ整備の苦労をしてくれる方の仕事に、感謝する機会もいただけた。

きついけれど、楽しい登山になった。

時節柄、熊の恐怖はいつもよりあったけれど。それが、より周りを注視して登山するきっかけにもなった。

山の全てが僕にとって良いものではないが。

少なくとも山のすべては悪くないし、だんだんと良いところを感じることが増えている。



勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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