webの事を色々説明した日


まいど。
なんで今日もこんな時間に日記…。
あ、カオリンお誕生日おめでとう(とここでフェイント)


■構造、構造、構造、構造、修造

うちのデザイナーさんはwebをはじめたばっかり。
デザインスキルはDTPやってたからあるし、センスもいいものがある。
でもそれを「web」って世界で発揮できるかっていうと、それはまた別の話し。

webの仕組みやルール(構造)がわかってないとデザインが「あれ?」って感じになるし。
かといってそればかりを意識すると、なんだかつまらないデザインになる。
色んなバランスの中で、個性を活かす場所をみつける。その「みつけるスキル」をつくるため。

そのために必要なのが、

構造を意識する、理解する
って話。
おれがいうのもおこがましいけど、それでも自分で分かる限りは全部出して話す。
ちょっと自分ばかりが話し過ぎている気もするけれど。それでも話す。
その中で細かい言葉のニュアンスには、けっこう厳しい気がします。誤解されたくないので、意味を。


■聞きなれないからCSSとCMSの違いも、一瞬混同してしまうんだよね。

webは専門用語が非常に多い。外国人、いや宇宙人みたい話だ。
よくDTPと比較されるれけど、DTPに比べたら非常に立体的な世界。
そのあたりが「同じ一枚」になってしまうから見逃されがちなんだけど。

それは初心者の彼も最初は同じで。
今はだいぶ改善できてるけど、なかなか「情報」が自分の中で整理整頓された「知識」になってこない。
おお、そうか、情報を整理整頓すると「知識」になるのか、と今発見。

そういう感じのしゃべりが、デザイナーさんと話しているときにもたくさんあった。

「htmlとCSSとJSには上下があって、htmlが土台。それをCSSで配置して、JSで操作する」
「CSS、JSと高度な部分があるけど、基礎はhtml。htmlは構造化。構造がないと、CSSはレイアウトするものがないし、JSも操作する相手がいない」
「どれが必須ってことはないけど、構造を理解しないと、デザインが理路整然としない」
「構造をそのままみせても、10人に一人も納得しない。そこにデザインが入ると10人のうち12人が理解してくれる事もある。「これいいよ」って進めてくれるから。デザインにはそういう力がある」
「見ている人には「html+CSS+JS」に触れてもらうのではない。デザインに触れてもらう。デザイン超大事」
「だからこそデザインと構造はお互いがloveな関係でないとうまくいかない。だから構造の理解は大事」
「家で言ったら、htmlは家具(机とか、ベッドとか)、CSSはそれらをどこに置くかってこと。jsは電気のスイッチみたいな感じ?」

われながらしゃべりながらひらめいて、またしゃべるって感じだった。
ちょっと面白かたので、記録がてら少し羅列してみた。
はっきりいって、間違っている事もある。


■webは勉強の世界。でもそれは座学でなくて「楽しむこと」

デザイナーさんがよく「どれが一番必須?」って訪ねてきたのだけれど。
それについては「構造」と一応返答している。
でもhtmlもCSSもjsも三権分立みたいにお互い相互関係のものだから。
どれかってよりも、どれも。どこからでも。なんだよね。

みつばちがおしりに花粉をつけて、自分の巣箱で蜜をつくるように。
html、CSS、JS。いろいろぐるぐるやってみることで、それぞれを覚えていくしね。
なので自分としては、
とりあえず、それぞれにベクトルをむけておくことが大事
と伝えた。
興味はすぐにでてくるものではないからね。
とにかくベクトルが「向いていない」状態でなければ、よいよ、と。
向いたベクトルが長くなれば、「興味がある」が「知る」になり「やってみる」になるから。
それはタイミングもあるしね。

そしてモチベーションがないことが「悪」でもないし。
そういうことで自分を責めても意味がない。
それよりもさ。モチベーションが来たときを「ラッキー」って思ったほうが、時間を大事にすると思うから。

今日tommmmyさんのサイトをみてたら、素敵だなって言葉あって。
それは
CSS3は勉強するんじゃなくて楽しむもの!
って最後の方の一言。
これだーーって思った。ほんととみたさん素敵。
おこれはwebにも置き換えられると思う。
Webは勉強するんじゃなくて楽しむもの!
と。

CSS Nite LP, Disk 9.2(reprise)フォローアップなど
http://www.ladybeetle-design.com/blog/seminer/cnlp92.html

webは常に勉強が必要だけど、それって座学ではなくて。
タフだけど、いろいろなおもちゃがある楽しいもの。
そういう風にかんじることで、いろんな興味もでるし、新しい事にとびこむ勇気になるとおもう。

でもってデザイナーさんにもはっきり言いましたが。
「知るを進むと、人との出会いがあるから」と。
それは俺もうけた恩恵ですしね。



ということで、ぎりぎりまで書いてみた。
さて、送信だ!今日もお疲れさま!みんな。






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更新 2010月06日10 00時03分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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