002-小沢さんの答え

まいど。

仕事の時間が来たので、簡潔に。
今回の国会のごたごた、ちょっと考えた。
でもって、人によってポイントが異なるだろうが、俺的にはこんな感じ。

(俺的印象)

1)衆議院で「つなぎ法案化可決」→自民党の勝ち
2)あっせん案合意→民主党、自民に勝ちを譲られる

【印象】
・自民党→最後の最後で国会を平定した
・民主党→結果として国会を混乱させた

それに対して、民主党はこう考えてそう。

(俺の想像する民主党)

1)衆議院で「つなぎ法案化可決」→自民党の勝ち
2)あっせん案合意→民主党、大逆転!

【印象】
・自民党→野党に結果として屈した
・民主党→勝ちを得た

さて真実はどっちだろう?と思うが、まあこれは人それぞれの考え方による。
その多数決が、そのまま世論になるんだと思う。
ちょっと「民主党やるなぁ」って世論が強くなった気もする。

ただ、あっせん案が決定しても、これは一口でいって

「先延ばし」

でしかないのだから、そう考えると民主党は何を得たのかって話になる。
それでも自民党は「国会を平定した」という部分は残る気がする。

ここで俺が気になるのは、大好きな小沢さん(笑)
小沢さんは絶対こう思ってると思う。

「こんなんだったら、あの大連立しとけば…。」

結局民主党は、「まずは政党ありき」なんだと思う。
まあ、政党としては当たり前っちゃあ、そうなんだけど。

民主党は
「与党第一党になって、政策を実現する」

ってのをしたくてしたくてしょうがないんだろう。
でもそれにはものすごい壁がある。

それに対して小沢さんは「まずは政策ありき」なんだと思う。
政策を通すために、どう動くのか。

小沢一郎は
「政策を実現するために、それに有利な政党形態がいい」

のだろう。
だからこそ、大連立にも拒否反応を示さなかったのではないか。

そう考えると、なんだかんだいって小沢一郎というのはやっぱり大人だ。
剛腕、といわれるゆえんも分かる気がする。

となると問題は、小沢さんを理解する民主党員が少ないってことなのだと思う。
小沢一郎という存在(ブランド)は必要だが、小沢一郎という考えまでは、実はいらないのではないか?
そんな気がした。

なんにしても、大連立すれば、はた目には与党、野党が同じフィールドで見られたはずだ。
そこで民主党が奮起すれば「自民党員の影もないじゃないか。やるなぁ」と見られた気がする。

それが結局野党であるがゆえに、たとえいい内容で押したとしても
「民主党がぎゃーぎゃーいってる」というイメージでしか見られない気がする。

それがもったいない、と小沢さんは思ったんだろうかね。

ってことで素人の国会談義でした。


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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