蒸し暑い夜の曇り空を、水槽の中にいるみたいに変えた曲。


まいど。

今日も天気が良かったね。
やー。暑いぜ。俺こういう天気好きだ!
そんでもって夜はちょっと蒸してる。
こんな天気で歩くのも好きだ。

一昨日くらいかな。蒸し暑い夜でさ。
曇り空が低く、大きな雲が一枚になって、ちょっとうねってたさ。
気持ち空が近い感じがしてさ。少しだけ恐ろしい感じでさ。
ちょっとした夏の悪魔、みたな空の様子があったの。

そんときにイヤホン耳にして、フィッシュマンズを流したさ。
曲は多分(ごめん覚えてない)

・ナイトクルージング


・SEASON


のどっちか。
この音が流れ出した瞬間に、ほんと

水の中
にいるみたいに感じてさ。
まるでプールに潜って水面を見上げたみたいに見えたんだよね。
夜の空が。

それからほんとフィッシュマンズを聞いてる間は、ちょっと水の中をもぐったような気持ちになってね。
フィッシュマンズは不思議で強い音楽だなーって思いながら。ふらふら夜を歩いてた。
気持ちが泳ぎ出しそうな、体が浮力を得たような。
なんともいえない感覚を、フィッシュマンズの音楽は生み出したりするから不思議だ。

ちょっと前、完全にフィッシュマンズに飽きていて。
また最近聞くようになった。
そもそもフィッシュマンズをはじめて聞いたのは、アルバム「オレンジ」が出た頃だから…。
えっと今wikiで調べたら「1994年!」
まじか!えっと俺が……19歳かな?の頃だ。

その頃から好きだったけど(ライブ版のOh! Mountainは俺の中の名盤)完全に心をもってかれたのは、「ナイト クルージング」だと思う。
あの曲を聴いたときに、完全に雑音が消えた。
あの感覚。あれは忘れられない。
就職してその衝動にあたったと思ったのだが、どうも大学生の頃だったみたい。
1995年発売。20歳の頃だ。

おー。そう考えるとフィッシュマンズ暦長いな。俺。

その頃からフィッシュマンズは全く色あせていない。それが不思議だ。
いつも新しいとは言わない。でもほんと、まったく古くならない。
彼らみたいな音はいくつかでてきたけれど、彼らの音を超える音楽には未だ出会えていない。

「おー、フィッシュマンズ好きはそういうよね~」って言われるかもね。
や、それ以外にだっていっぱい好きな音楽、好きなバンド、好きな曲あるけど。
それでもフィッシュマンズってのは、ほんと
「孤高の位置」
にいるなぁ、って思う。

音楽はずっと好きで聴いてきたし、これからも聞いていくけれど。
そしてできるだけ新しい音楽を聴いていきたいと思っているけれど。
それだけに。これだけフィッシュマンズにとらわれてしまっている自分が、あらためて不思議だ。

一昨日みたいな「空が水槽になっちゃう」体験をしなければ、だんだんとフェードアウトしていったのかも。
でもまたフィッシュマンズに捕らわれてる俺。なんだろうね。

とりあえず、今日もちょっと散歩に行こうと思うんだけどさ。
既に「フィッシュマンズ+散歩」っていう組み合わせが楽しみな俺でした(笑)
そこでやせろ!!!

とまあ、毎度毎度のフィッシュマンズ話でした。
こんだけ絶賛してもいざ人に勧めると100%「眠い」「だるい」って言われてしまう…。
ほんとなんだろうね?あはは。


ってことで、今日はちょっと仕事のタスクが多いのだ。
なんとしてでも片づけるつもり。
ま、まずは歩きますけど!


タグ【フィッシュマンズ】



更新 2010月07日20 20時43分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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