友達の小論文

まいど。

今日はなんとか晴れたね。
そのお陰でいろいろと良い一日だった。

友達が昇進試験をうけるとかで、小論文が困ったと言ってた。
何かいい本はないか?って事だったが、ちょっと本は知らない。
自分は文章を書くのが好きなので、自分なりに思うコツを掲載してみる。

■最初は書いた文章を半分にする

なんにも分からないで書いたとき。
文章は俺の経験だと半分にできる。
というのも、高校自分赤字を入れられたのですが、文章がしっかり半分になったから。

最初の頃は文章を書くのが慣れないし、無駄が多い。
だからまず半分になると言っていい。

この添削を誰かにやってもらうのがいいのだが。
自分でやるなら、以下の点を気をつければいいと思う。


■文章は、最高でも二つの「、」と一つの「。」で

文章を「文章らしく」書こうとすると「、」を多用する傾向があります。
これは間違いなくマイナス。
主語がどんどんどんどん、奥深くなっちゃうケースが多いです。
「誰(何)が、何を、どうした」の繰り返しで書くように心がけると、自然と「、」と「。」の数は落ち着きます。

しかし、私にとっては思い出というのは、言うまでもなく、大切なものであり、同時に時として、辛い思いをぶり返す憎い存在だ。

みたいな文章はやめましょう。っていう。これは、
私にとって思い出は大切なものだ。それらは楽しい物ばかりでなく、時には辛いものもある。私に辛い思いを蘇らせる、憎い存在だ。
とか。
ちょっと雑な例文だけど。


■「接続詞」はできるだけ使わない。頼らない。

接続詞は「悪」とは言いませんが。
それでも初心者が大好きなのが「接続詞」。
これを使うと「いかにも文章を書いているような気になる」のです。

でも読み手にとっては、接続詞の多用は「振り回されている」でしかないことが多い。
相手に優しく、読みやすくするためにも接続詞は使い方に気をつけたいです。

思い出は素敵だ。
しかし、すべての思い出が素敵とも限らない。そして、中には辛い思い出もあり、また、時には悲しい思い出も存在する。そこで僕は思う、思い出は嬉しくもあり、また憎い存在でもある、と。

ちょっと無理矢理っ接続詞を使ってみました。
まだこれ、読みやすいです。ってのは、接続詞の前をけっこう「。」で止めているから。
これが「、」でつながると最悪です。できるかな?
思い出は素敵であるが、しかし、すべての思い出が素敵とも限らず、そして、中には辛い思い出もあり、また、時には悲しい思い出も存在すのだが、そこで僕が思うに、思い出は嬉しくもあり、また憎い存在でもある、と。

わけわからないででしょ?
接続詞をできるだけ使わないのは、先述した「、」の数を減らす、という意味もあります。

こう書いていくと接続詞は「悪」みたいに聞こえますが。
そうではないです。

大事なところ。伝えたいところ、決めたいところ。
内容が展開するところで「接続詞」をしっかり使う。
そうすると、読み応えも出るし、
あ、ここで話が展開するな
って相手に伝わります。

使いすぎると、常にそれが出てばっかで「はぁ?」って相手がつかれちゃうのです。
サプライズはほどほどに。


■初心者のうちは「最初にいいたいこと」。次に「説明」。最後に「最初にいったこと」でOK。

文章の構成は色々ありますが。
初心者のうちは、
まず、この文章で伝えたい事を言ってしまう
でいいと思います。
そのあとで、理由は推敲を展開。これでいいかと。

なぜこれを勧めるかというと、
「伝えたい事を伝える」という目的を、必ず達成できるから
です。
文章に起承転結を与える事は意外に難しく、言いたい事が書ききれない場合があります。
そういうった「事故」や「未完成」を防ぐことができますよね。

あと、最初にこうすることで、
自分が言いたい事って何?
って自問自答ができます。
これすごく大事です。これがなくても文章って、書き出せるからです。
そうなるとますます時間のロスだし、文章があっちこっち迷えば、読者も迷います。
そうさせないためにも「言いたい事を、まず考える」っていう行動は効率的です。

説明の部分でいろいろ理由や考察を書いて、最後にかるく最初にいったことを繰り返します。
こうすると、簡単ですが言いたい事の説得力が増します。
だから、こういう考えなのです。
という自信に見えます。
あと、あらためて文章を書いていって「あれ?違うぞ?」っていうことを見つけやすいかもしれません。

なんにしてもまずはこの形で入って、慣れたら起承転結で書くのがいいと思います。
ちなみに、上記のやり方は「同じ事を繰り返せるから楽じゃん!」って思うかもしれませんが。
「説明」の部分は同じことを繰り返しては駄目です。
なのでそこで文章力を磨きます。



と、自己流ですが私が気にしているのはこんなところです。
文章が横書きになったり、ブログなどが普及したので、日記やwebの文章に限り

「と、」とか「で、」とか口語体を少し混ぜます。

これは「そして」とか「そこで」っていう重い接続詞から逃げる手法。

あと、文章を短くしたり、リズムを作るために「体現止め」は使う方かも。
この文章でも、「逃げる手法ですね」と書かずに「逃げる手法」って書いたり。
体現止めを上手に使えるようになると、レベルが一つ上がったかな?と個人的には思います。

webや横書きの場合は「。」ごとに改行するのもトレーニングになるかもしれませんね。
そのルールでやって「あ、文章が長過ぎる」と思ったら、短くしてます。
これはよくひっかかりますよ。


最近はtwitterやmixiボイスなどの短い文章がはやってますが。
長い文章を書くことができると、よりtwitterやmixiボイスなどでも「伝わる文書がかける」と個人的には思います。

「意見をいうこと」ではなくて。
「文章を書くこと」はもっと楽しんでほしいですね。
そのために、友達の小論文に手を貸せればいいな、とも思っています。
一石二鳥的に(笑)


タグ【文章】


更新 2011月06日18 00時00分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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