談志師匠のお別れの会にいってきました。

まいど。
あんまり寝る時間がなかったんだけど、朝の新幹線にのって行ってきました。
浅草に出入りしていた頃の縁で、招待状をいただいていたのです。

会は石原都知事の送辞がことばひとつひとつが丁寧で、気持ちがそのまま言葉になったみたいで胸を打たれました。
そのあと段々と会は、しんみりから笑顔になっていく感じに。
個人的には吉田ヒロさんのパントマイム(?)がはまってしまって。爆笑でした。

なんだかんだで浅草の人達と合流したので、テーブル一つが「浅草大木の仲間達」って感じに。
ほんとこのテーブルがひときわ芸に対して笑い声が大きくて。
それが妙に嬉しい感じがしました。

どの方も本当に談志師匠が好きだし、このお別れの会を楽しんでいて。
とにかく笑いの一つ一つが交じりっ気がない、純粋な笑いという感じ。
それらが幾重にも重なって、本当に良い時間、良い会だったと思います。

結局俺なんかは「談志師匠」っていうより「松浦さんと談志師匠」ってセットで考えちゃうんだけど。
ほんとなんかいよいよ二人ともいなくなったのか、って感じがします。
「はい、これまでよ」ってここで一区切りつけられちゃった感じ。
松浦さんがいて、談志師匠がいてっていう、あの浅草、あの時代がいよいよ終わったんだよって。
そう言われてる気がしました。

と、同時に。
「これからだぜ」って言われた、見送られたような気持ちも、すごくありました。

たまたま浅草で集った僕らだけど。
これからはそれぞれの土地、それぞれのステージで。
がんばんなよ、やんなよ。そんな言葉を松浦さんと談志師匠に言われてるような………。

なんにしても、ほんと「いよいよ」というか「本番」ですね。
そういう一区切りを頂いた、そんな会でした。私にとっては。

まあ、そういう個人の話は別にして。
それを差し置いても、本当に気持ちの良い、二度と見れない会だったと思います。

談志師匠、良い会をありがとうございました。
そして慎太郎さん、本当に、本当にお疲れ様でした。


更新 2011月12日21 22時57分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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