子供が産まれるまで。生まれたあと。


まいど。
って書き出しを貫くのはどうかと思うが…。
予定日より二日早い本日、無事に第一子が生まれました。

気にかけてくださった皆さん。
安産のおまもりをご丁寧に下さった皆さん。
ありがとうございました。皆さんのおかげです。

Facebookに書いたコメントは以下

産まれました!
本日10時47分、身長49.5cm 体重3078gの男の子です!
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。母子ともに健康。病院に来てから3時間の超安産でした。

そもそも昨日の時点でちょっと「?」だった。

感謝感激の内容は既に書いたので(mixiやfacebookに)
あえて、それまでのことを簡単に記録に残しておきます。

昨日の夜、二人で「怒り新党を見よう」ってことで見てたのですが。
どうも妻がいつもより疲れている。
とはいえ「おなかおりてるのかなー、どうかなー。」なんて話た後だったので。
「とにかく早く寝よう」ってことで寝ました。

いつもと違う起こされ方

いつもは妻の方が早く起きて朝ご飯を作ってくれるのですが。
朝ご飯ができた、じゃない起こされ方でした。
6時過ぎた頃。

「陣痛が来たみたい」と起こされました。

その日はお客様に同行で出張があったのですが、キャンセルさせて頂き病院の準備。
既に荷物はつくってあったので、いつでも病院にいく支度はできていました。
陣痛の間隔を調べると、とっくに10分の間隔よりも短い。
妻が病院に電話し、私が荷物やらなんやらをのせて病院に向かいました。

準備をして歩く。

先生に見てもらい病室によばれると

「出産が始まってますね」

のひとこと。

(はじまってるんすか!)とおもいつつ病室を用意してもらい荷物をまとめていよいよ出産へ。
妻の痛みが増し、それにつれてどんどん動きが鈍くなってくるので、荷物を整理したり、細かい雑用を探しながら、点滴を打ちにいっている妻を待ちます。

妻が帰ってくると「陣痛を促すために歩きましょう」とのこと。

痛みは増し、見た事ない痛みを我慢する表情になってきましたが、ここはとにかく院内を二人で歩く事になります。

段々と顔に汗が。そして。

看護婦さんが

「そうですね。だいたい午前いっぱい動いて、午後に生んじゃいましょう

といってくれました。時計はまだ9時半ぐらだったか。
二人でじっくり三時間歩くのかな、という目処がつきました。

いざ!と思って病室から廊下へ。妻は既に今までにない体力の低下っぷりです。
というか、体力はあるのですが「陣痛で動けない」ですね。
普段あまり汗をかかない妻の額に汗が光ります。

タオルを病室にとりにかえってふいてあげながら。
ペットボトルにストローをいれて水を飲ませてあげながら。

歩き続けていくものの、だんだんと短くなる距離と、長くなる休憩。
ついには動けなくなり、腰をさすりながらも、午前中一杯をなんとか歩く目標でがんばります。
まだ1時間もたっていません。

しかしその後、妻から

「………いきみたい」

の一言。

先生の検診。そのまま分娩へ

「いきみたい」と聞いて少しパニックになりました。
だってまだまだ時間がある。
とはいえ本当につらそうなので、すぐ近くのナースセンターをノックして

「いきみたい……………ってゆってます」と連絡。

ちょっと最初声が小さくなってしまったのは、まさかこの時間でもういきむなんて突拍子もなかったから。
あと普段妻が「いきむ」なんて単語を使わないので、「いきみたい」の響きに妙な違和感があったのです。

ナースの方が対応してくれて、そのまま先生のいるところまで移動。
産道が開いているかどうか、一度確認してみよう。ということでした。
自分はちょっと離れたところで待機。
「まだ大丈夫だろう」と、あまり緊張しないようにiPhoneをいじっていたのですが、10分後。

「旦那さん、分娩室に移動です!」

の一言で、いきなり分娩へ。

眠気と出産

立ち会い出産を希望していたので、妻に続いて準備ができた分娩室に入ります。
いざ分娩室に入っても、妻は「眠い」とのこと。
どうも眠さと痛さが同時にやってきており、痛さより眠気が勝りそう、という感じでした。
でも寝てしまうと、陣痛が遠くなるそうで。

「寝ちゃ駄目!」

と冬山遭難さながらのセリフと共に、分娩は進んでいきました。

おかげさまで分娩自体は本当に安産。
あとで助産婦さんから

「静かな分娩でした」と言われる程の安産っぷり。
こうして無事に出産となったわけです。

生まれてから。

生まれてからは関係各所に電話したり。
あるいはfacebookなどに報告したり。とりあえず思いつくところから手を付けて行きました。
妻のほうはお産の後処理があるってことで、しばし病室に私一人。

そうこうしている内にお昼ご飯が運ばれて来ましたが、これは
「旦那さんが食べて」
とのことでした。妻はすぐには食べられないんですね。
(変わりにおにぎりを買ってきました。そういう指示を助産婦さんからうけたので)

妻が戻ってからも、あれこれ雑務処理。
そうこうしていると12時過ぎた頃、看護婦さんから

「面会時間は3時からなので、旦那さんは一度帰ってね

とまさかの発言。旦那はずっといてもいいものだと思ってました。
でも、そんなものなのですね。

ということで、息子と妻にお疲れさまを伝えて、荷物を抱えて病室を出たのでした。

父親兼雑用係の誕生です。

ということで、一旦自宅に戻り、いまブログをまとめています。
全体的にあっさりしてますが、それだけ安産、トラブルが少なかった、ということだと思います。
ありがたいことです。

立ち会い出産もほんとできることが少なくて。
今振り返ってみると、なんか

「立ち会わせてもらう出産」

って感じですね。
ほんと、はげましの言葉すらかける余裕がない感じ(男が手が出せない感じ)でした。

とはいえほんと「無事に行くことが何より」なので。
ということで、明日からはまた新しい人生のスタート、ですね。

ホント色んな事に感謝の一日でした。
そして、やるべきことを、どんどんやらないと!

ではー。


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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