数字が読める

仕事で奥さんにクライアントさんの会計業務の代行をしてもらっている。自社の経理は自分がやっている。そこで話が出るのは「経理のお仕事や家計の体験を通して、いろいろ数字が読めるようになった」ということ。自分も自社会計をやって数字が読めるようになってきたので、その感じは分かる。

一方でコロナや景気の動向に対してのSNSなどのコメントを見ていると「数字が苦手なのかな」ってコメントが割と多い。「利益=搾取」「自分のお財布が豊かになればあとは知らない、関係ない」みたいなコメントが割と多いのだが、それをやれば道路はガタガタになり、高速道路や橋は朽ち果て、電気もガスもみるみる自分のそばから消えてしまう。お金は多いに越したことはないが、循環しないと巡り巡って自分の安心や便利が育たない。自分以外に経済が通らないと、育たないどころか枯れてしまう。

増税か減税か。どっちに転んでも「自分以外にお金を回す」という意識と意味が分からなければ。消費税が0%になっても、年収が1億を超えても、本当の意味でお金の価値や恩恵を受けることはできないと思う。自分の勉強を積み上げる意味も含めた、理論を体験できる機会を子供達と持ちたいと思う。できれば学校教育でやってほしいが、それはそれで難しいのもわかるので、とりあえず自分のところでいろいろ考えてみる。知識だけあってもダメで、体験を通じて身につかないと意味がない。体験は大袈裟な1回よりも、小さな体験をたくさん継続したほうが良い。継続してはじめで得られる小さな実感が「数字が読めてきた」という感覚に繋がっていく。


更新 2020月08日18 20時09分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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