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退屈な日記にはしたくない。

日記を平日に毎日書いているのだけれど。この日記はあくまで自分のためのものだし、最初の読者は自分と決めてある。

そうは言っても、いいねボタンは設置してある。いいねがあれば嬉しいし、SNSでもいいねがつくともちろん嬉しい。自分のための、と言いながらも相反している部分もある。

そもそもが個人の感情をただ連ねているだけなのだ。他人にとって面白いはずもない。

それでも言葉はラジオのようなもので、言葉運びやテンポを工夫するだけでも、面白さが生まれたりする。制限された表現にいろんな工夫や仕草があって、それに飽きないのでこうやって文章を書いてる部分もある。

今だってそうだ「書いている部分もある」と書いたものを「書いてる部分」と直した。「い」を取り除いただけで、ちょっとしたスピード感が増して、その方がしっくりくるのだ。

自分がこうありたい、という部分と。他人にこうは思われたくない。という部分。これが一致しているのだろう。

退屈な日記にはしたくない。退屈な日記だとは思われたくない。

言葉にこだわりすぎても意味がない。みんなが知らない言葉を使っても、伝わらなければ意味がない。簡単な文章では味が薄いし、またどこかで聞いた話なら飽きてしまう。

そうは言っても。どこにでもいる人間だ。そんな人間の紡ぎ出す言葉が、少しでも退屈でなければいいな。面白みが含まれていればいいな。

なんとなくそんな風に、心のどこかで思っているのかな。と、日記を書いている自分について。今日ちょっとだけ思った。



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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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