姪っ子が見ている
改めてふと気がついたのだが。ブログなりインスタなりを、姪っ子がみている。
インスタの写真は、流し見だと思う。ブログにいたっては「気になるものが、もしあったら」内容を読んでみる程度だと思う。
そのあたり、本人に聞くほどのことでもなく。自分としても、全く気にならない。
ただ、小学生、中学生だったのが、いつしか社会人になり。あのころの感覚が残っているので、なんとなく不思議なのだ。
今後も、自由に覗き見したり、しなかったりしてください。
それよりも。振り返って「自分が20代の頃とは違うなぁ」と思うのだ。
自分が20代の頃。おじさんおばさんの文章や写真を、見る機会があったか。いや、ない。
意見や感情を日常的に知る手段はなかった。だからなんとなく「おじさん、おばさん」というゾーニングにいる人、という感じだった。
当時は、ネットがまだ出たばかりだ。同世代のコミュニケーションの方が、圧倒的に比率が多かった。
それが今はどうだ。はっきり言って、年代は関係ない。興味や関心を中心に、情報を集めたり、繋がったりできるようになった。
その人の意見を聞くのに「人」を解さなくてもよくなったことも大きい。昔は対面が基本で、情報を得るのに必ず「その人」の媒介が必要だった。
でも今は違う。中身だけが飛び出している。ブログや写真、動画。その置き場所もあるから、好きなタイミングで取りにいけるし、効率的な情報収集の手段もある。
そう考えると。今は「知らない人の情報」を受け取る方が、圧倒的に多いのだ。その中で、たまたま「知ってる人」の情報がある。
今回は「姪っ子」というちょっと特殊な距離感だったので、それが際立って感じられたのだろう。
なんとも不思議な。でも今の時代からすれば「だからどうした」的な話かな、と思った。
更新 2023月10日25 09時17分