ホットクックでちぎりパンを作った。
最近何故かタマゴサンドが好きで。なんとなくパンを焼いてみたくなった。
ホットクックでゆで卵も作れるし、卵サラダも作れそうだ。
だったら、パンもホットクックで作ってしまえば。
すべてホットクック製のサンドイッチが出来上がるな、と思ったのだ。
何せ思いつきで始めたので、色々と材料が足りない。
ベーキングパウダーは、奥さんから小分けになったものをもらって。小麦粉はあったけれど、牛乳とバターがない。
見回してみると、豆乳とオリーブオイルはある。
うちの奥さんが以前、この材料でスコーンを作っていた。多分、パンもできるのではないか。ということで、この材料でやってみることにした。
パン作りにはなじみがない。だが、やってみると。きちんと発酵して、パン生地が膨らんだ。甘酒作りや、味噌作りもそうだけど。発酵というのは、すごく面白い。
2度の発酵を終わって。何とか見栄え良く、生地が膨らんだので。ホットクックで、いざパンを焼き上げた。
出来上がったパンは、そこまでふんわりとはしていなかった。けれど、これは豆乳とオリーブオイルだからかもしれない。
味わいは素朴。物足りない気もするけれど、嫌いじゃない。好きな人は好きな味。
時間が経ってくると。次の日には、ふんわりと言うよりも、少し固めのパンになった。
ホットクックの宿命で、どうしても。鍋に触れる部分の焼き上がりは、硬くなる。
それでも「ハード系寄りのパンを作っている」と思ってしまえば。いろいろ気にならなくなってしまった。
何より、素材の味がダイレクトに来るのが良い。
なんだか、小麦のおにぎりみたいな感じがして。いつの間にか、個人的には大好きになってしまった。
いきなり作ってしまった、亜流のパン。
けれど「また作ってみよう」と思えるものになったので、よしとする。
最近、パンによっては油がきつかったり、胃に重くなったり。食べたくないパン、と言うのも実はあって。
間逆のパンが出来上がったこと。素材の味がしっかりと伝わってきたこと。
そういうパンを作れた、食べれたと言うことに。思ってもない、喜びと発見があったのだ。
更新 2023月11日07 09時09分