健康によくない「お酒」と「タバコ」。メンタルに悪い「ストレス」と「考え事」

今年はミュージシャンの訃報が多かった。

自分がティーンの頃に聞いていたバンドのメンバーがなくなって。病気や健康にはお酒やタバコが影響しているのかな、と思ったりした。

それらが健康に良くないのなんて、昔から分かっていたことだ。それでもなぜ、お酒やタバコを嗜むのか。それはメンタルのしこりを、パッと消してくれるからだと思う。

お酒やタバコ。人生でこれだけを避ければ良いのか、と。ふと、思ったときに。

では、メンタルに悪いものはなんだろう。

しばらく考えて閃いたのが「ストレス」と「考え事」だ。

これらは日常の雑音となり、眠りも浅くする。常に頭にちらつき、精神の落ち着きを奪い、怒りなどの感情の起伏にも繋がってくる。

とにかくメンタルを大量に消費するのだ。負荷が高い。

そういうストレスや考え事を。お酒やタバコは、ある一瞬

「完全に飛ばす」

だから嗜まれるのだと思う。健康という通貨と引き換えに。

体もメンタルも消費しない特効薬ってあるのかな、と思ったときに。思いつくものがあった。それが

「ギャンブル」

笑ってしまった。これはこれで大きくお金を失う。人生なかなかうまくいかない。

結局、何かに対して大きく効果のあるものは、何かを大きく引き換えにするのだと思う。この法則自体を操作、超越しようとするのではなく。この中での引き換え数値をコントロールすること。それが大切なのだと思う。

そのために必要なことは、割とはっきりしている。

一気に大きな積み上げを求めず、こつこつやる。労力に対して効果が薄くても、成果が出るまで我慢する。負荷になりそうなものは、素早く手放す。不毛なもの、自分ではどうにもならない困難に、いつまでも目を向けない。

とにかく時間をしっかりかけて、自分を慈しむ。

なんとなくだが、これって。

「外に自分を大きく見せない。自分に向けて、自分の人生を生きる」

ということのような気がした。

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