明日は長男の卒業式
時の経つのは早いもので。と、誰もが言うけれど。他にもれず、自分もそうだ。
明日は長男の卒業式。この春で、いよいよ小学校を終わる。
6年間、長男もよくやった。その保護者である僕らも、よくやってきたと思う。自分で言うことではないかもしれない。それでも、そう思う。
6年前。初めて長男を小学校に送り出す、当時の僕ら。喜びや期待、そして不安。
いろんな感情が入り混じる、あの時の僕らに。無事に、明日の卒業式までたどり着いたことを。未来から教えてあげたい。
毎朝、昼ごはんの支度をしている僕のところに。「行ってきます」と顔を出す長男。この1週間の声かけは。楽しんでおいで、ではなく。
「気をつけておいで」
だった。楽しむ事はもちろん、それ以上に。まずは、無事であって欲しいのだ。
大人に比べて、やはり子供の方が。変化の数が圧倒的に多い。大人との比較も相まって。子供の成長や時間の経過を、早く感じるのだと思う。
入学当時の不安は、今はない。けれど、その消えた隙間に。子供の成長への寂しさが、入り込んでいるように思う。
その大きさは、当時の不安より大きい気がする。
その大きさの分だけ。子供が成長した、ということなのだろう。きっと。
更新 2024月03日18 08時43分