紙のロールプレイングゲーム
約束事が、ちょっと守れなかったということで。長男のゲームが一週間ほどお休みになった。
こういった事は非常に珍しい。反抗期、あるいは中学校が始まったならでは、かもしれない。
ゲームも、プログラミングも禁止。長男にはとてもストレスがかかったと思う。
その一週間は、漫画を読んだり、テレビを見たり。
週も中盤になり。いつも何かを書いている長男が、さらに色々と。紙を散らかして、何かを書いている。
そして、いつもより消しゴムをかける回数が、圧倒的に多い。
何をやっているのだろうか、と思って聞いてみると
「紙で、ロールプレイングゲームを作ってやっている」
とのこと。プレイヤーのパラメーターが変わるたびに。その数字を消して。新しい数字を書いていたのだ。
自分の作った紙のゲームに、すっかり夢中になっていた。
なんというか、すごい。
罰を与えたつもりが、もはや罰はどこかにいってしまった。
メンタルも、創造力も、とにかくたくましい。すっかり感心してしまった。
ずっとゲームに触れないのも、かわいそうだと思い。「麻雀でもやろうか」と長男に声をかけてみた。すると
「今は紙のロールプレイングゲームが忙しいから、いいや。」
と、断られてしまった。
更新 2024月05日29 17時56分