餅つきの提案を、シミュレーションで作られてしまった。
先週土曜日にやった餅つき。次男にとっては特に印象深かったらしい。
ついたお餅がおいしかったのはもちろん。餅を小さく丸める道具を使うのも。積極的に手伝ってくれた。
「疲れる。ストレスが溜まる」
と、後で言いながらも。
周りのためのことであれば、割と積極的に協力してくれる次男。周りによく目が行くのだ。
餅を小さく切り分け、餅取粉をつけ、紙コップに2つ3つ入れたら、それをできた順に並べて、食べる人がとっていく。
餅つき後、次男が
「お餅をとるときに、混雑しないアイディアがある」と言ってきた。
話を聞くと、仕組み自体をレストランバイキングのようにしたらどうだろう、ということだった。
そして翌日。スクラッチを使った、シミュレーション動画を作って見せてくれた。
この流れに、とにかくびっくりしてしまった。僕はこのシミュレーションの作り方は分からない。
絵でも、動画でもなく。シミュレーションをプログラミングしよう。すんなりそういう発想に至ったのだと思う。
「これが、これからの世代なんだなぁ」
かなりショッキングな出来事だった。
彼らが力を発揮できるように。僕らが彼らの力を借りれるように。
そんな将来を用意できるかどうかが、今後の自分の生命線なのだ、と。強く感じてしまった。
更新 2024月05日31 09時13分