何度も文字に帰ってくる。

ブログを書くのがめんどくさいなぁ、と思う事はよくある。

最近は文章をポッドキャストにもしている。だから、ただ文章を書くよりも、手間は数倍に増えている。

それでも、文字だけの日記を書いている時よりも。今の方が、文章を書くのは面白い。

「大事なことこそ、面倒くさい」と言ったのは、立川談志師匠だったか。

文章を書くことが、そこまで大事なことかどうかはわからないけれど。

「めんどくさいなぁ」と思いながら。それでもまた、文章を書き続けている。

最近では音声で下書きを書いてしまう。一からキーボードで文章書くのは、明らかに億劫に感じるようになってしまった。

だから、人のいるところでは。ブログを書き始めることができない。

奥さんと一緒に働いているのだが。奥さんが隣にいるうちは、ブログに一切、手をつける事は無い。

ブログに対する目標も、うっすらと変わってきているように思う。

20代の頃は、いわゆる「名文」が書ければ、と思っていたのだが。そういう気持ちは、今はもう全くない。

そのかわり「自分の書いた文章が、全てきちんと伝われば」と思うのだ。感情を揺さぶらない文章で、構わない。

そのかわり。「読んでわからないところが、一つもない」文章であれば。

それは、文章が隈なく全て伝わった、ということだ。

そういう文章をこの数年は求めている。

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