夏の宿題
自分からすれば考えられないことだが。子供たちは基本的に、夏休みの宿題を、どんどんやってしまう。
後で困らないように、と言うやつだ。
自分が小学校や中学校の頃は。夏休みの宿題なんて、先延ばしするものだった。
今と昔では、だいぶ宿題の内容も違うように思う。
夏休みの自由研究と言うのは、僕らの頃は定番だった。けれど、今はそういうものはないようだ。
何をやるか。テーマで悩み、どうまとめるか、紙面に悩み。
大きな模造紙に、自分なりの研究をまとめたものだが。今は、そういう宿題は無い。
自分でテーマを探して、考え、まとめること。僕は、この体験はあった方が良いと思う。
けれど、先生たちの負担を考えてのことだろうか。それが今ないのは、寂しい。
ほぼ毎日解放していた、小学校のプールも。今では、ほぼ閉まりっぱなしだ。
子供たちへの教育は、未来に対する投資だと思う。けれど、その立ち位置や存在も。昔と今では変わっている。
これは、考え方の変化の表れではない。現代社会の「余裕のなさの表れ」なのだと思う。
立場の弱いものの資産が、食いつぶされているのだ。
僕の夏の宿題と言えば、ローストビーフを作ることだった。
低温調理はまとめて、一気に調理ができる。4つぐらい作って、パウチして冷凍してしまえば。
その後は。だいぶ、楽しめる。
更新 2024月08日23 08時53分