「あと何回できるのか」と、つい考えてしまう。
9月が会社の期末になるので、色々と決算の準備をした。
その準備の一つが、来期のカレンダー準備だ。
卓上式のカレンダーの留め金を外して。一枚一枚、バラバラにする。それを壁に貼り付け、来期の計画を練るのだ。
まずは休日を決めて。次に、新しい期に何ができるかを考える。
「こんなにカレンダーの枚数があるのか」と、今は思うけれど。
去年の今頃も同じように思って。そしてその一年は、気づけば過ぎ去ってしまった。
来年で50歳になる。還暦の60歳まで、あと10年。
「この10年で何ができるのかな」と言うことを考えてしまう。
同時に「このカレンダーを貼る作業を、あと何回できるのかな」とも考えてしまうのだ。
50歳から先は、人生の落とし穴が、少し大きくなる。そんなふうに思っている。
不安なことなど考えずに、楽しいことだけ考れば、とも言うけれど。
確かにそこにあるものから、目をそらして。裸の王様よろしく、人生を闊歩するのは。
自分はあまり良いとは思えないのだ。
リスクが、小さくても大きくても。一日二十四時間で、やれる事は限られている。
まずは、怠けからくるやり漏らしをつくらないこと。かといって、義務感だけで続けないこと。
自分の機嫌を取りながら、習慣の楽しさと成熟度を上げていく。
最近のテーマは、そんなところだ。
更新 2024月10日08 08時46分