002-CMSに選ばれている…という感覚です。俺の場合。

まいど。
えーと、ぶっちゃけた話ね。
(っていうか、いつも俺はぶっちゃけているが)


■CMSは発展してるし、底は深いぞ。

えーとですね。CSS NIteの後から、色々国産CMSについてのブログを読んでいます。
以前はブログに記事になる事も少なかったから、そういう意味では成功だよね。
対MTっていう図式になりがちだけど、web制作者はその点けっこう冷静で。
MTやWPはそれ。国産CMSはそれって見てるよね。

よかったーって思います。
国産CMSはこれからだZE!って思うから。
今のままでいいじゃん、っていう意見が蔓延したら悲しいものね。


■ドラゴンボールみたいに、強くなっていった。

たまたまご縁があってa-blog cmsを早くから触っている。
そりゃ、ベータ版だったから仕様が分かる度に記述が変わったりして、ちょっと大変な事もあった。
でもCMSを触っているのは、基本的に楽しくて

これをどう使おうか
ってことにかなり頭をつかった。

頭を使って意見を言えば、開発陣(当時は高橋君)がこれでもか、って返してくる。
何おう!とこちらもサイトをつくったり意見を出す。するとまた帰ってくる。
そんなそもさんせっぱをやっているうちにa-blog cmsの懐はどんどん深くなっていった。
ほんと標準機能だけで
うーん、何でもできるんちゃう?
っていう感じになってる。

これ、触り込んでいくときっと分かってもらえると思う。

でもさ、現状これから触り込んでいく人が多いわけで。
その中でちょっとさわって「あ、これなら他のツールでもできる」ってなったら、もったいないよ。


■俺の、プレ、プレッシャーについて

俺はa-blog cmsを触って以来、ずっとプレッシャーになっていることがある。
それは
a-blog cmsのポテンシャルを活かしきれるサイトが作れるだろうか
ってこと。
(余談だけど、そんな頭もあって富士ライブを作った部分もある。マルチユーザのモデルになるかも、って思って)

正直a-blog自体は、こちらがblogというシステムに無理をいってCMSとして使ってきた。
その力技がうちのノウハウみたいなところがった。

…ところがだ。a-blog cmsはこういう力技がいらない。
a-blogで困っていた事は基本a-blog cmsの手のひらで出来ちゃう。
ぶっちゃけ普通のサイトを作るくらいならa-blog cmsの能力は
余っているくらい
だと思う。
お客様の仕様を満たしていれば、それで仕事としてはOK。

でもうちはweb屋だ。俺自身は設計屋だと思っている。
その血はやっぱり騒ぐ。a-blog cms使い倒したい、と。
そうなると足りないのは、実は企画だったり設計だったりするのよ。


■webの作り直し、の時期かなって思う。

前にも書いてるけど、システムの方が既に足りてるの。
さんざんblogシステムの縛りに俺は慣れきっていて、サイトを設計するときにいろんな手癖が残っていたさ。
何も考えずに「メニューはここ」「サブボックスはここ」ってな具合。a-blogのテンプレートの変形でしかなかったり。

そーーいうことから一旦離れないと駄目だって最近思う。
web Releaseじゃないけど「白いキャンパスからwebを設計する」ってことをあらためて一からしないと、いつまでたってもこのままかなって思う。
ノウハウを一旦捨てて、設計をはじめから考え直す。
webの定石ってもちろんあるけど、それに縛られすぎてる自分が、俺の場合はいるって思う。

そんなこんなでまあ、俺の場合はa-blog cmsなんだけどさ。
CMSをきちんと隅から隅まで使いこなせるかどうか。
使いこなせる制作者かどうか。
ふふふーんってCMSを(上から)選ぶんではなくてさ。
なんか逆。CMSに「こいつはきちんと使い切れてるかな?」って選ばれている、問われている。

そんな感覚がずーーーっとあるよ。俺は。
…なのでねぇ。楽しいです。

自分の仕事の積み上げを折り返して一から考えるチャンス。
これはそうそうない。
なので、すっごく楽しい事だと思っています。(きついけど)




ってことでね。CMSを選ぶに際して。
CMSを選ぶ、という視点ではなくてね。
「自分はCMSから選ばれるに足るかどうか」なんて考えると、オラ、けっこういいと思うぞ!
なんてな(笑・でもマジだ)


さーて、ワイヤー書くぞ。
がんばれ俺。12時までに終れ
(だったら日記書くなよ…。)


タグ【a-blog cms】


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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