Webを見る新しい70cmの距離

まいど。
風邪をひいて寝ていた午後、って俺が言った。
(そして東京キャンセル)


■みーんな情報に疲れてしまった。

最近思うんだけど、webってそんなに一生懸命見られてないんではないかな?って思う。
理由は色々あるけど単純に

情報がいっぱいになったから
なのかな、と。
みなければいけない情報が多すぎて、一つ一つを
しっかり、時間をかけて読むことが難しくなった
気がしてます。

というか、二極化なのかな。
・興味のあるコンテンツは、しっかりと頭を使って読む
・興味がそれほどないコンテンツは、さくっと目で見て終わり
この二つの手法で今の閲覧は行われていると思ってます。


■ザッピングできるweb、読まずに分かるweb

このことについて、今年頭からずっと考えていました。
その結果思ったことは
・ザッピングできるwebがもっとあればいい(だからRSSリーダーは強い)
・「読む」という頭の筋肉を使わなくても見続けられるコンテンツが好まれる
・一つのページがもらえる時間は10秒〜15秒。ムービーなら5分
だいたいこんなことを考えていました。

これを思った自分の体験ってのがあって。
ってのは当時「やる夫まとめブログ」とか読んでいたんだけど。だらだら読みたくなるとフォントを「最大に」にしてざーってスペースをばんばん押して流し読みしていたんです。
アスキーアートだから目で追っていけばいいものが多いしね。

このとき、椅子を倒して手をキーボードに延ばして背もたれによりかかって。
その距離実に70cm。そこで思ったのが
あーこの姿勢で読みやすいwebって今後大事なのかも。
ってこと。
とにかく楽に見れるwebにすることで、まずは「読者に見られる」っていう選択肢に入ることが大事。
そんな風に思いました。


■二つの解答。富士ライブとHD Video

地域の情報をザッピングできるwebを作ろう。
そうおもって作ったのが今の「富士ライブ」です。

・富士ライブ
http://fuji-live.net/

いいたいことは色々あるのですが、見るわがにとっては
・キーボード(右か下で次に。上か左で戻る)だけでどんどん次の情報を見ることができる
・情報量が一目で見渡せるくらいのテキスト量
・写真がついているので、目だけで楽しめる
サイトにしました。
でもキーボードでばんばん見れるのは、ちょっと伝わりきれてなくて。
そこが自分の足りないところの一つです。
(足りないところはいっぱいありますが…)

そしてやっと準備したのがデータファームのサイトでやってるa-blog cmsのビデオです。

・Wordやウィズウィグとa-blog cmsのユニット方式の違い
http://datafarm.jp/article.php?ID=116
・そのほか、動画つきコラム
http://datafarm.jp/article.php?cID=18

自分の声を聞くのにもなれました……。
youtubeにHD画質で投稿する方法がわかったので、踏ん切りがつきました。
こちらは
・ふんふん見るだけでなんとなく分かる
・頭の「読む筋肉」を使わなくても見れる
ってことを意識しています。
画像の拡大縮小を最近入れているのですが、これはもうちょっと入れないとな、って思ったり。
70cmの距離で、目を近づけなくても内容が把握できるように。
ビデオ側でズームをしてあげる必要があるなって思います。


そんなこんなでだらだら書いてきましたが、今後のwebはよりテレビ的に見られてくると思うのです。
それはテキストでも動画でも。すべてのコンテンツが。
そういう意味ではテレビっていうコンテンツやそれを作るノウハウは、webにおいてはより一層魅力的であると思います。


んでもってデータファームもね。
技術的設計的なことを今後もおいかけながら。
でもうちなりのアイディアでだんだんと
サービスを展開する企業
になっていくのだろうと思ったりしてます。
まあそれはwebをやってればあたりまえっちゃぁ、あたりまえなのですが…。


ってな感じ。
せっかく東京に行かないと決めたのだから、ゆっくり体を休めます。


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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