中間的なweb制作者は、Webツールとwebサービスに仕事を奪われるのかな?と思っている。

まいど。
寒いね。寒いね。寒いね。(って俺が言った)

■自分はwebで仕事してるんですが。

感じてることを、そのまま書きますね。
できる限り。

結論としては、来年web制作会社は、けっこうな数が仕事に困ると思ってます。
うちだってもちろんその一つです。
その理由は市場だったり、歴史だったり、考え方だったりするのですが…。
なんにしても

社会が変わったのだから、自分たちのやることも変えないといけない
っていうキーワードが全てだと思います。
お客さんに変わってもらわないといけない部分もある。
でも、まずは自分たちから、ですね。

■無料のwebサービスがどんどんよくなっている

うちが仕事をうけるときに、小さな会社とか事業主さんで見当されるのが
無料でやるか、制作会社にたのむか
ってこと。
その時に
でもアメブロでできるじゃん、タダじゃん
っていわれることが正直多くなりました。
アイドルを始め、企業さんのブログでも使われてるからでしょうね。そして高機能になったから。
今までは「自社のwebがレンタルブログでは、かっこがつかない」ってのがあったのだと思います。
でも景気がこうなって
何かやらないといけない。
でも予算はかけられない
となると無料ブログで妥協できる、いや、それが理にかなっているケースがお客さんの中で増えているのは事実。

■無料CMSも増えてきた。

そこにJimdoやらFC2やら、無料でHPつくれるサービスも増えてきた訳ですよ。
そこそこ良くできてるし。
今は必ず携帯とセットで提案してるんですが(携帯、超大事です)それも
FC2でできるじゃん
って話になるわけです。

でもさ実際は違いますよ。
や、たしかにできる。
でもね大事なのは更新であり、管理。
その上で効率的で効果の高いwebを提案している自負はあります。(専門家だもん)

それでもお客さんの懐は今そうとう厳しい。
そこは誰も否定できないわけで、それが受注にモロにきています。

また見積もりも無料ツールとの比較で出すと、どうしても0を基準にいくらのせるか、にならざるを得ません。
(うちはそれやんないですけど)

■高機能のツールが低価格になってきた。

これはいいことでもあり、その弊害でもあるんだけど。
以前は数百万したシステムが、今は数十万で手に入るようになりました。
これはいいことです。基本的に。

ただ中には「仕入れの×3」とかそいういった感じで利益を算出するケースもあるでしょう。
そういう意味では元が小さくなったということは、webの受注金額が下落している、ということでもあります。

いろんな流れの中で、だんだんとwebの平均金額は下がっているように感じます。
下にいおうとしたら0と戦わなければならない。
上に行こうとしても、その金額は下がりつつある。

いわゆるうちみたいな中間的なweb制作会社の金額帯。
それは下落しつつ狭まっているのだと思います。

その上で仕事も減るから競合も増える。
そうなると当然利益なんてどんどん薄くなるわけです。
それが、今年からたぶん来年の状況。

正直、ものすごく悪い。

■運用、サービス側にシフトするべき

そういった中での一つの解答(であり、うちができてないこと)の一つは
サービス化へのシフト
ですね。
まだまだ1から作って納品してまで、の意識が強いです。
そのあたりはwebサービスとかに食われちゃうわけだから、サービスを売るっていう意識に変わらないと。
そうなると、納品後にできることからはじまるのかな?と思います。

■アウトプットをサポートするべき

これはブログ、CMSについてまわる問題ですが。
(私も今苦労してますが…)
富士ライブでもいってるんですが(またこれについては書きます。)今後はより
お金のない世界
になるわけです。
そこでお客さんにいってるんですが 
お金が出ないなら、情報を出せばいいんです。出すべきです。
そこで差をつけてかないと
ってこと。

でもそう言うだけでは、お客さんもなかなか筆まめにならないのです。
そこを動かすための技術とサポート。あるいはライティングの代筆。
これは高度な専門的な知識はいりませんが、誰でもできることではありません。

CMSと仲良くなって、+αのwebを生み出すべき

そして安くて高機能になっているwebツールをどれでもいいので使いこなすべきです。
(うちはa-blog cmsです。おすすめ)
今のwebって、雑に言えば
index、list、article
の三枚のテンプレートを処理すればwebとして最低限の納品ができるでしょう。
そこから巣立つべき、育つべきです。

それをベースにしてもうちょっと違う付加価値。
その付加価値が
お客様の商業活動にプラスになるもの
をもって、webサービスや他の業者さんに勝たないといけない。
それは必要だろうなって思います。

実はさー。上記の「するべき」を踏まえて、富士ライブってつくったんだよね。

■静岡県東部のつぶやき情報サイト「富士ライブ」
http://fuji-live.net/

でも今年一年は思った通りにならなかった。
特に料金面では散々だった(結局無料化した。個人なのに、俺!)
でもまあ、そんな「発見があった」ってことさ!イェイ。

やめたら先がない。
やめたら負け。負けはmakeじゃないぞ!

そこで「本当に難しいなぁ」って思った部分を、来年に生かさないとデータファームはたぶん死んだも同然です。
ってかほんとうに死んじゃうかも。
そんな覚悟だけはあったりします。
(覚悟だけ〜)

ってことで、朝に一気に書きたくて書いた。
かけるぶんだけ。

さぁ、仕事だZE!
がんばれ、俺。
っていうか、売れ、俺!



てか、大事なことかきわすれた!
お客さんは来年は「実績のあるものにしか、お金を出さない」と思ってます。

ってことは、そこまでの投資は誰するの……?
わー。



もういっこ。

webで一度失敗しているお客さんも多いんだよね。
テーブル組の頃とか。
そいうった方が、慎重になる…のは当然だと思います。

でもむずいよね。
あの頃の方がサイト自体は少なかったので、比較的検索されやすかった。
今の方が高機能。だけど検索されにくいっていう。

タグ【web】


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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