「数を発行する」メディアは駄目かもね。


まいど。
ちょっとばたばたしてたので、今日はこの後風呂はいって寝る。

■電子ブックキンドルが、なんか印税70%だそうで。

ねぇ。なんだかすごいね。
電子ブックはなんだかんだで増えると思うよ。
実際携帯のエロ漫画とかすごいじゃん。
画面が小さいから駄目だとかいわれていたけど、結局普及。
単行本はみたことないけど、売り上げものすごい作家とかもいるんだろうな。

電子ブックがわざわざなくても。
本来うっすーいホームページをみる何かがあれば、それでいいじゃんっていう気もする。
でもそれだと、作家に売り上げが渡りにくいのもまた事実。
そういう意味では「電子ブックの本屋」みたいな存在は案外いいのかもしれない。

でもでも。
そうなると世の中に書店は「amazon」しかなくなってしまうのかな?
appleのタブレット製品とキンドルがぶつかるって話もあるけど。
それは棲み分けるのでは?iPhone用のキンドルアプリもあるし。

■近所のコンビニ、マガジン、サンデー、ジャンプすごく減ったよ。

それよりなにより。
ほんとうちの近所のコンビニ、漫画雑誌を仕入れなくなった。
結局買う人がほとんどいない上に、立ち読みばかりが増える。

それでも昔は「ディスプレイ効果」だったり「返品してでも量があったほうがいい」って感じだったんだけど。
本当に売れないんだろうね。返品にお金がかかるのかかからないのか、俺は分からないが。
それでも夜中店員さんが一生懸命雑誌並べてるコストもある。
ほとんどを返品するためにやるんだったら、仕入れないほうが効率的だよね。

もうちょっと雑誌が売れていたら、きっと大量仕入れは続いたんだと思うんだけど。
本当に、本当に売れないんだろうな。

こうなると困るのはまず雑誌社。
雑誌はどれだけ売れたかでなくて「どれだけ発行したか」ってのが一つの目安でしょ。
これが確実に落ちるわけですよ。
うちの近所みたいなコンビニが全国に増えたら。

そうするとそれに追随して困るのが印刷会社。そりゃそうだ。
そして広告入金ね。発行部数が少なくなれば、広告媒体としての魅力もなくなるわけで。
それでも漫画雑誌は広告少ないか。コミックスで利益作ってるんだっけ?

■紙ならではの質感、視認性がいい、と言うけれど。

まあそれもそのうち言われなくなるよ。
CDに対するアナログレコードのような立ち位置になるのは明白です。

ってのはさ、最近姪っ子のDSで遊ばしてもらったんだけど。
なんだっけ、あの動くらくがき帳。あれ面白いね。
で、姪っ子はなんかいろんな落書きをもってるのよ。
ああいうのは全部インターネット経由でDS Storeから落としてるんだよね。子供たちは。

これってさ
コンテンツはネットから落としてくる
面白いものはネットからダウンロード
っていう体験そのものなんだよね。
だからこれからの子供たちはダウンロードには全く違和感がない。
もっと言えばダウンロードコンテンツを買う事にも違和感がない(これはいい事だと思う)

こういったジェネレーションは、なんでもかんでもわざわざ紙にしないよ。
更には今後もっと薄くて軽くて長持ちするいろんあ電子ブックリーダーがでてくるだろう。
そうすると紙の便利さもだんだんと持ち合わせてくる。
そうなったら電子ブックでいいじゃん、ということで話がまとまるだろう。

とまあ、最近感じている事だけど「数を発行する」っていうメディアは早かれ遅かれ死んでいくんだと思う。
これはちょっと前では「いやいや〜、そんなことはない」って思っていたけど。
じわじわと減っていって、あるとき突然力を失っていくんだと思います。メディアとして。

そのかわり、コンテンツの量は一気に増えるよ。
ぐずぐすなコンテンツがほとんどになるけど、今まで日の目をみなかったいいものも出てくると思います。
俺はこの流れ、OKだと思う。

……とまあ、なんかとりとめなくてすいません。
なんとか日記加工、って思った節もありますw
さて風呂ー。

タグ【キンドル】

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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