メモメモ日記

まいど。
すいません、仕事的ですが。

■移動コストの変化

インターネットの普及前後を比較したとき媒体の移動コストが激変しました。
媒体には三つあります。

・人
・モノ
・情報
インターネット以前はそれぞれにお金が比例的にかかりました。
情報を購入する(本やビデオ)のも、モノを呼び寄せることも。
人が移動するにも当然お金がかかりました。

こういう状況では「人が動く事」が一番効率的。
100個のモノを呼び寄せたら100の送料がかかるから、自分が動いて100のモノを集めました。
自分の移動コストが効率的な範囲を
地域
と呼びます。

インターネットの普及によって、「情報」「モノ」の移動コストは限りなくゼロになりました。
情報はネットでいくらでも仕入れられます。コストは月3000円くらい。
モノもamazonなどによる「送料無料」などが普及。限りなく商品金額に含まれてきています。

なのに移動コストがまったくかわらないものがあります。
それが「人」。
現代は人が移動しないほうが効率的です。(なのでひきこもりは笑えない。ある意味賢い)

人が移動しない→地域の消費がおちこんでいく。
のはこういった流れも?

■共有の変化

これもインターネットによっておこりました。
移動コストの変化よりも新しい変化です。
共有には
・場所(体験)
・時間
・情報
の三つがあります。

インターネット以前は「場所の共有」=「時間の共有」でした。
また情報はコストが高く、同時に媒体がデータでなかったため、共有しにくい状態でした。
それを補うために「媒体」が「大量発行」をしてきたし、それが経済の肥大化でした。

インターネット後、「場所の共有」をしなくても「時間の共有」ができるようになってきました。
人間が世間が、そういったものを学んできた。
Ustream、ニコニコ動画、SPREED、etc。
その場所にいて、不特定多数と同じ時間に同じ体験ができるようになってきた。

自分も実際SPREEDで打ち合わせをしてみたが、違和感はない。
もっと腰の重かった代理店でも「できるね〜」という気持ちのいい返事。
これは「場所(体験)を共有しなければ、時間を共有できない」とおもっていたら、そうではなかったってこと。

現実の(場所)をインターネット上のバーチャルな場所でも賄えるようになってきました。
「場所」の共有がなくなると「移動」が減ります。
経済的に問題になるのはここなのかも。(特に地域)

ちなみに情報については、もうみんな当たり前になった。
新聞よまんし…。

■地域は必要

とはいえ。
地域は必要です。家事になったからってamazonのカートをくりっくしても消防車はこない訳で。
また、こういう時代だからこそあぶりだされる「場所」「体験」の共有価値ってあるはずで。
いままでなんとなくつくってきたもの(空気感)をさらによくするために。
色んなものを明文化したらおもしろいかも。

んでもって人も動物なので。
脳みその代謝がすごくあがってきてる世の中。体の代謝が下がったらどんよりしちゃうし。
足が動く範囲の世界(地域、地区?)に対して新しいアプローチはあるよね。
そうでなくてもこれから高齢化してくし。

このあたりはいろいろあいまい。
今ある便利を活用していってそれでも「ネットじゃたりん!」って部分がみえてきて、はじめてかも。

とりあえず地域は「チラシ」がなくなり(みんな新聞取らないから)自分たちのことを安心して露出できる場所がなくなった。
なんでそれに変わるものがネットとみんなの生活に必要なのかもね。
(なので富士ライブをつくったが、まあ限定的な動きに…)
http://fuji-live.net/

なんにしても。
体験ってのは一番かえようのない価値観なので、ここでの勝負はすっごく大事だし。
できてることは素晴らしいと思います。

これができてるってぱっとおもいつくのがハートランド朝霧なんだよなー。
そういう意味で、監督さすがっす。
http://asagiri-kantoku.net/

という。
自分にメモかいてるつもりが、結局他人に書いてる日記に。
まー。そんなどうでもいいはなし。

ねるぞー。
明日の朝によみがえっているといいな。

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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